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歓びに向かう

土日が過ぎた。今は月曜日に向かう夜を過ごしている。面白い週末はあっという間に過ぎていく。名残惜しく感じるのは充実していた証だ。とても濃い週末だった。

土曜日も日曜日も、午前中に少し走った。自粛期間中は散歩することもやめてしまって、ほとんど家の中で過ごしていた。その期間中の影響なのか身体が動かなくなってきていて、ちょっと危うい感じがしていた。その危うい感じをこの土日で払拭できたような気がする。これはとても良いこと。身体が動くようになると、他のことが動き出すような気持になる。

土曜日には行きつけのブックカフェで今シーズン初のアイスコーヒーを飲んだ。普段そのブックカフェはホットコーヒーしか出さない。エクアドルとコロンビアの豆が定番で、今月の珈琲としてパナマやブラジルなどの豆を1種類加えて提供する。

6月からは今月の珈琲としてアイスコーヒーが提供されて、注文するとホンジュラスの豆を挽いてハンドドリップで淹れてくれる。店主が氷いっぱいのグラスに熱い珈琲を注ぐと、キッチンの奥から氷のはじける音が聞こえてくる。その音はもう最高だ。

「書くこと」について考える機会が増えている。「書くこと」に興味があり「書くこと」について考えることができるのは幸せなことだ。しかも考えるだけではなくて、こうやって「書くこと」ができる場所があり、機会がある。

「書くこと」だけを考えていていいのか、他のことは考えなくてもいいのか、と自分の中で問いが出てくるが、興味のないことを考えても、興味がないのだから、どうやったって無駄な時間が過ぎていくだけだ。

ぼくに残された時間は、あとどれくらいなんだろう。

「書くこと」を考えて、考え続けて、考え尽くすことができれば、そして、書いて、書き続けて、書き尽くすことができれば、それはもう最高のことなんじゃないかな。

明日からしばらく平日の日々を過ごす。働くべき時として働くつもりだが、書ける時には書こうと思う。こうやって「書くこと」ができる場所があるのだから。

今日はこんな感じ。

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