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「お母さん産んでくれてありがとう」なんて死んでも言いたくない

2018年7月29日に書いたブログ

【自分の都合で産んで子供を不幸せにする毒親】


「産んでくれてありがとう」とは、流行語?定型文?と言えるくらい今でもよく使われてると思う。



反吐が出る。



一度もそんなこと想ったことないから言わないけど。


親は、親自身が欲しいと思ったから産んだ。



その子供が、子供らしい時代を過ごせず、帰りたいと思えない家を持ち、自分の本当の気持ちを親に話すことができない、そんな人生を歩ませて、一体全体産んだ目的が分からない。



あなたたちは、子供の不幸な姿を見て楽しんでいるのだろうか。

子供はあなたにとってオモチャだったのか。



でも、解かりますよ。愛し合っている者同士が自分達の子供が欲しいと想う気持ちは。



きっとそんな真剣に考えていなかっただろうし、子供が不幸になるとも思わなかったですよね。



でもね、そんな言い分は子供には関係のないこと。



それは自分達が選択したこと(子供を産むこと)なんだから、子供に子供らしい時代を与えることがあなたたちのやらなきゃいけないことだった。




【しっくりきた「産んでくれてありがとう」という言葉】


これは毒親持ちの女友達の結婚式での話。



彼女の旦那さんは、彼女のことが大好き。



きっと彼女の存在は彼の人生を大きく変え、日々幸せを感じているだろう。




そして、彼は、彼女に会っていなかったら、その幸せを感じることができなかった。



出会う以前に、彼女がこの世に生まれていなかったらそれは不可能なことだ。



じゃぁ彼女はどうやって生まれたのか?

もちろん彼女の毒親たちが産んだから、彼女が今存在する。



この親たちがどんなに最低な親でも、子供は、彼女は、彼にとって素晴らしい女性なのだ。



彼女の旦那「お義父さん、お義母さん、○○(女友達)を産んでくれて、ありがとう!」



うん!!しっくり来る!!!



私の心の声(「ちなみに産んだことだけね!彼女はあくまでサバイバーの身ですから!」)



だから、この言葉は自分の親に使うべき言葉ではないのだ!(笑)




【感謝すべきは親の方】


と、わたくし常々想うんですが!


どんだけ親をリスペクトしてないんだよってね(笑)




いやいや、親=感謝すべき存在、尊敬すべき存在っていう価値観の押しつけはやめていただきたい。



自分が尊敬できる人を尊敬すればいいんです。

尊敬されたい親になりたいのなら親自身が自分を磨けばいいんです。



なぜ毒親は成長しようとせず、子供に、己すらできていないハイレベルなことを求める?

健全な家庭の健全な親は「子供から学ばせてもらっている」という言葉が出るのですよ。



子供への感謝の気持ちがあるんです。

でも毒親は?



親の言いなりにならなかったら何かしらの制裁を子供に与えます。



そんな親に対して、どうしたって心に「産んでくれてありがとう」って言葉は出てこない。


あなたたちの欲しかった私が「この世に生まれてきてくれてありがとう。」だ・ろ・う・が!!!




ちなみに、上で話した彼女は、結婚式で自分の親にこの忌々しい感謝の言葉を送りませんでした。

彼女カッコイイと思う。流されてなくて。

私もこの言葉、大嫌い。

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