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WBC日本代表 準々決勝へ進出 次の相手はイタリア代表

 WBC日本代表がプールBを1位で通過。準々決勝への進出を決めました。昼はプロ野球のオープン戦、夜はWBCの日本戦と野球ファンにとって楽しい日々が続いています。準々決勝は3月16日(木)の19時00分から東京ドームで開催されます。プールBを1位で通過した日本の次の対戦相手はプールAを2位で通過したイタリアに決まりました。プールAは5チーム全てが2勝2敗で並ぶ大接戦、開幕前はキューバ・オランダ・パナマの争いになるかなと思っていましたが、イタリアが見事に逆転でBプールを通過しました。

 ヨーロッパは野球以外のスポーツが盛んなため、野球人口はそこまで多くはありませんし、サッカーなどに比べれば、人気が高いわけでもありません。しかし、イタリアは昔からヨーロッパの野球強豪国の1つです。私もヨーロッパで野球が強い国といえば、オランダとイタリアが頭に浮かびます。イタリア国内リーグはヨーロッパの野球リーグの中でも強豪で、ヨーロッパ各国から選手が集まっているそうです。G.G.佐藤さんなど、日本のプロ野球で活躍した選手の中にもキャリアの晩年に活躍の場をイタリアへ移した選手もいます。逆にイタリアリーグに在籍後、日本のNPBで活躍した選手としては2012年〜2015年までオリックス・バファローズに在籍していたアレッサンドロ・マエストリ投手(現在は選手を引退)がいます。イタリア生まれイタリア育ちの選手がNPBの球団に在籍したのは彼が初めてです。

 イタリア代表は現在、マイク・ピアッツァ監督が率いています。野茂英雄さんがドジャースでデビューした時のチームメイトで正捕手、毎年のようにオールスターにも選ばれていた日本人にも馴染みがあるスーパースターです。曾祖父がイタリアからの移民ということで第1回のWBCにイタリア代表の選手として出場しており、引退後もイタリア代表のコーチを務め、今回、イタリア代表の監督としてWBCに戻ってきました。選手の中にはピアッツァ監督と同じようにイタリアにルーツがあるMLBの選手も在籍しています。野手としてロイヤルズでレギュラーを務めているニッキー・ロペス選手、昨年マリナーズで50試合以上に登板したマシュー・フェスタ投手が個人的には注目です。

 野球で日本代表とイタリア代表が大舞台で対戦する機会はあまりなかったので、個人的にはとても楽しみですが、もちろん準々決勝も日本代表を全力で応援します。


○出典
・イタリア代表 WBC J SPORTS 【公式】
https://www.jsports.co.jp/baseball/wbc2023/team/ita/

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