ライターめぐみ

21歳の時に統合失調症を発症し、長い年月をかけて社会復帰しました。現在は在宅で書き物を…

ライターめぐみ

21歳の時に統合失調症を発症し、長い年月をかけて社会復帰しました。現在は在宅で書き物をしています。統合失調症、精神的な病に関する情報を総合的にまとめたいと考えています。趣味で書いている小説も投稿します。心の癒しになれば幸いです。

マガジン

  • ライターめぐみの日常と、統合失調症を含む実体験

    ライターめぐみ自身の、統合失調症体験を含む体験談、近況報告などをまとめています。

  • ライターめぐみの思想

    心の中に思い浮かぶよもやま話をまとめています。

  • 二人の物語

    妄想から始まった恋愛小説をまとめています。

  • 統合失調症まとめ

    統合失調症をメインとした記事をまとめています。

最近の記事

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私が統合失調症から良くなった理由

統合失調症の発症には「自己肯定感」が関わっているという研究があります。統合失調症から回復するには、活動を通して自分への信頼や、できる自信を高めていくことが大切だとする研究です。この研究にはとても納得が行きます。 もしかしたら、統合失調症になる方は自己肯定感や自尊心が低い面があるのではないかと思います。そのために生きる意味を感じられず、自暴自棄になってしまうのかもしれません。 私が統合失調症から良くなり始めたきっかけ、大きな理由は「主体的に生きる」ことを始めたからでした。そのこ

    • 個人事業主よもやま話

      前回の近況報告からはや一年が経とうとしています。時間が過ぎるのは早いですね。と言いますか、記事を書く余裕がなかったのも正直なところです。この度今年からITエンジニアとして個人事業主を始めまして、色々と失敗して転んでは起き上がり、今を迎えております。 本記事は個人事業主として働くに当たって、失敗しないための予備知識を、自身が失敗した経験から書きたいと思います。 個人事業主として失敗した理由企業からの安易な提案に乗ってしまった 個人事業主になった理由は、正社員として面接に行っ

      • 思考の相対性理論について考える

        「相対性理論とは、仮に絶対的最大の速さを光の速さする。そのため観測できる範囲の事象は、絶対的光の速度以下であり、重力によって光子の航路が歪められるように見えるため、絶対的な空間の有り様を人間が観察することはできない」 以上は、わたしの解釈する相対性理論です。相対性理論の一般的な解釈は、Wikipediaの相対性理論を参照してください。 前置きなぜ相対性理論について語ろうとするかというと、世の中は相対的な物事を絶対的なモノのように語って、諍いが絶えないでいます。Twitter

        • 久々のご挨拶と、近況。

          お久しぶりの投稿です。遅ればせながら2023年あけましておめでとうございます。本年が皆様にとってより良い年となりますよう、お祈りいたします。前回最後の投稿が2020年9月23日なので、2年と3ヶ月ぶりです。でも今、清々しい気持ちでいます。 理由は大きくは二つ、ひとつ正社員として、大切な経験を積ませていただいたこと、ふたつ、あらゆる人間関係が整理され、住まいも変わって環境が静かに整ったこと、になります。 1.正社員としての経験を積んだことこれまで私は非正規雇用でしか、働いたこ

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        私が統合失調症から良くなった理由

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        記事

          これからの生活に関して悩んでいること

          今現在いろいろ事情があって障害年金と、行政の支援で生活しています。 少し前までは、アルバイトで少ないですがお給料をいただけていました。 しかしコロナの関係で休業を余儀なくされたり、その間病気の具合が悪くなったりと 最終的には個人事業主として業務委託契約になり 生活に満足な収入を得られなくなってしまいました。 私は障害者ですが、働いてお給料を稼いで できることなら障害年金をもらわなくても 生活できるだけの力をつけたいと思っていました。 しかし収入が減り、また夢が一つ遠くなりまし

          これからの生活に関して悩んでいること

          近況報告

          noteへの更新から様々な出来事がありました。 書くのを疎かにすると、書くことが溜まってしまい さらに書くのが億劫になる、という悪いスパイラルに ハマってしまいますね。 少しずつでも更新していかないと、 内容が伝わりにくくなってしまうかもしれません。 統合失調症、再発しました。そして一月ほど入院しました。 退院してすぐに仕事に戻りましたが、入院前より億劫になっていて あまり筆が捗りませんでした。 しかし、躁状態のような気があって 以前から話し合っていたアルバイトから業務委

          統合失調症再発しました

          お久しぶりの更新です。 コロナの影響でアルバイトがお休みになったりした影響で、 不安が増大してしまい、統合失調症を再発してしまいました。 一月ほど入院していました。現在は退院して、自宅で静養しています。 悔しいです。

          統合失調症再発しました

          統合失調症が寛解した、らしいです

          先日事情があって、主治医に「診断書を書いて欲しい」と伝えました。 すると医師に「あなたはご自分を統合失調症だと思われますか?」と尋ねられました。 私は不思議に思いましたが、いえ、そう思いません、と答えました。 医師の言葉では「診断というのはそれらしい、と当たりをつけて書いたもの。だから正しいと思う必要はないんです。あなたがそうでないと思うのなら、それで良いのですよ」 統合失調症と診断されたのは20年も前のことなので、記憶が曖昧ですが 退院した時に確かに「統合失調症」と書類

          統合失調症が寛解した、らしいです

          【統合失調症あるある】私が思い込んでいたヤバイ妄想

          お久しぶりの掲載になりました。しばらく病んでました。インフルエンザにもかかりました。なんとか戻ってこれましたので、死ぬ前に吐いておきたいことを書いてしまおうと思います。 過去を笑えたなら、少しでも楽になれる気がします。どうぞお読みください。 1.失職、実家へ戻り自己肯定感がめちゃくちゃ下がっていた私あれは確か5年前、2015年の年明けのことでした。東京都内の会社で働いていた私は就業先で散々な目に遭い、最終的に退職を余儀なくされた後、精神的に落ち込んでしまい無職の状態になりま

          【統合失調症あるある】私が思い込んでいたヤバイ妄想

          二人の物語〜プロローグ〜

          「二人の物語」のタイトルで、ショートショートの連載を始めたいと思います。 ぼんやりとしたあらすじはあるので、少しずつでも続けていけたらと思います。 忙しい毎日の合間の息抜きに、どうぞお読みください。 ゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+ 「何度も言っているじゃない!」 カレンは不機嫌な声をデイビッドに投げつけた。 口論の始まりは、愛し合う行為の最中の出来事だった。 ・・・ カレンは荒い息を吐きながら、うわごとのように口にし

          二人の物語〜プロローグ〜

          統合失調症のあなたに伝えたい、3つのこと

          このnoteを開いていただきありがとうございます。 新しいことに挑戦する機会が多い毎日が続いており このnoteに向かう頃にはへろへろに疲れきっていて、記事のクオリティが低くないか少し心配です。 今できる力で精一杯伝えたいことを書きました。 お読みいただけたら嬉しいです。 統合失調症のあなたに伝えたい、3つのこと1.希望を捨てないでもしもこの文章を読んでくださっているあなたが、統合失調症に苦しんでいたなら。わたしも苦しみましたが、あなたが苦しんでいることが、わたしと同じとは

          統合失調症のあなたに伝えたい、3つのこと

          統合失調症の人がSNSを利用するときに注意したいこと

          統合失調症を発症する人は、100人に1人の割合と言われています。 ですから珍しい病気ではないようです。 しかしこの病気を発症した過去があることは、なかなか言いにくいことです。 他の精神障害(うつ病や双極性障害)は徐々に認知が広がっている様子がありますが、この病気に対する世間の理解はまだまだのように感じます。 通り魔殺人のような、残酷で悪質な犯罪者が「精神病だった」と報道されることがあります。他にも、度が過ぎて近所迷惑な人なども「頭がおかしい」「精神病ではないか」と言われてい

          統合失調症の人がSNSを利用するときに注意したいこと

          noteはじめました

          私には想いがあります。この世界をよくしていきたい。人を幸せにしたい。 しかし私には、力がありません。 私には『統合失調症』という病気を発症した過去があります。 この病は、妄想や幻聴があるとされている病気です。 しかし人は偏った思い込みを持つ生き物です。 人の心は、何かの拍子に自分を責め苛むことがあります。 どこまでが「正常、健康」で どこからが「妄想・幻聴」なのでしょうか? わたしはこのことを問いかけたい。 わたしは想像力が豊かな方だと思います。 小さな短編のような、

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