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聴神経腫瘍の手術をすることになりました

皆様、お久しぶりです。エンジニアとして忙しい日々を送っておりましたが、先日聴神経腫瘍というものがあることがわかり、手術を受けることになりました。
近況報告も兼ねて、聴神経腫瘍について書いてみたいと思います。


聴神経腫瘍とは

聴神経腫瘍説明

聴神経腫瘍は、耳の神経にできる良性の腫瘍です。良性であるため、ガンのような脅威はないのですが、頭(脳)の中心辺りにできてしまうため、そのまま成長して大きくなると、脳の各部神経を圧迫し始めます。そのまま圧迫が進むと、呼吸器系の神経が影響を受け呼吸困難になるとお聞きしています。

現在の症状

私は今、左舌に痺れ・味覚の低下、左耳の耳鳴り・聴力低下、左口角の鈍化(コップから液体を飲むと左だけこぼしてしまう)などが生じています。

手術の難易度

「聴神経腫瘍」は、最も難しい手術の一つと言われています。『「聴神経腫瘍」は、小さいもの、例えば1~2cmでも手術がとても難しい病気です。ふらつき、運動失調、歩行障害、顔面神経麻痺などの合併症の可能性が高く、熟達した聴神経腫瘍専門の医師しか手術することができません。理想的には、小脳橋角部腫瘍(しょうのうきょうかくぶしゅよう)の手術を500~1,000例、聴神経腫瘍の手術を200~300例以上経験した脳神経外科頭蓋底手術専門医が手術しなければならない疾患です。』(脳神経外科医の福島孝徳様のホームページから引用させていただきました)

脳腫瘍を見つけたきっかけ

救急安心電話相談#7119へ電話した

ある方のブログで、こども急病電話相談(#8000)について読みました。そこで、最近飲み物を左口角からこぼしてしまうことについて相談したいと思い、大人にも同様の相談窓口がないかネットで調べたところ、救急安心電話相談#7119を知りました。電話すると顔面麻痺の可能性を指摘され、脳神経内科を受信することを勧められました。

脳神経外科を受診した

近隣には脳神経内科はありませんでしたが、脳神経内科も診るという脳神経外科を見つけ、予約を取りました。受診するときは「どうせ大したことないだろう、薬をもらって生活習慣について指示を受ける程度だろう」と思っていました。
MRIを撮り、しばらく待合室で待たされました。
待合室にもう他に人が居なくなった頃に、診察に呼ばれました。
すると開口一番に「あなた、手術が必要ですよ」と聞き、何のことかとポカンとしました。

脳神経外科を受診してから

医師によると、良性ではあるが、耳の神経に腫瘍ができており、放射線治療ができない大きさ(3cm)になっていること、できるだけ早く東京の大病院へ行って手術の予約を取ることを勧められました。それから一週間、怒涛の勢いで仕事を休み、東京へ行き、飛び込みで診察を受け、なんとか9月の手術の予約を取ることが出来ました。

耳鳴りに注意

耳鳴りは耳鼻科では治らない

実をいいますと、耳鳴りは6年以上前から発症していました。しかし、ネットで調べても良い治療法が見つからず、「耳鳴りは治らない」とまで書いてありました。
母に相談しても「お母さんも耳鳴りがある」と言われて終わりでした(涙)
しかし聴神経腫瘍について調べると、耳鳴りが主な初期症状であることがわかりました。

たかが耳鳴り、されど耳鳴り

耳鳴りが始まった時は、脳腫瘍なんて考えてもみませんでした。けれども、耳鳴りは聴神経腫瘍のサインである可能性があることがわかりました。
たかが耳鳴りと侮ってはいけなかったのでしょう。
もっと小さい時点で発覚していれば、放射線治療の可能性もあったそうです。しかし私は麻痺や痺れが発生するまで放置してしまい、手術しか選択肢がなくなってしまいました。
もし耳鳴りに心当たりのある方は、脳神経内科の受診もお勧めいたします。

まとめ

健康は一生大事

今回脳腫瘍摘出という大きな手術を受けることになってしまい、戦々恐々としている自分もいます。しかし心のどこかではなぜか平静です。これまで不健康な生活をしていたにも関わらず、健康過ぎたので、いつかは何かが起こるような気がしていました。天罰とまでは思いませんが、試練の時が来たと思っています。
手術が成功するかは神様にしかわからないことです。
せめてトイレをピカピカにして、トイレの神様にお祈りしようと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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