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病院フリースペースでの、夫婦もよう、家族もよう

病院のフリースペースでパソコン作業をしていたら、隣のテーブルの、おそらく80歳前後かなと思われるご年配の夫婦のお母さんが、お父さんにスマホの使い方を一生懸命に教えていて、ついつい聞き耳を立ててしまい、私のパソコン作業が止まっちゃいます。笑

お父さん:こんなことちゃんとやれる人はおれたちの世代にはいないわー。

お母さん:そんなことないのよ、もう私たちの年代の人もスマホなんかスイスイできる人もいっぱいいるのよ。

お父さん:ここを押すのか?

お母さん:そうそう。

お父さん、ぎゅーっ、と画面を押さえると。

お母さん:そんなん、押しすぎだわー。ポッと、ちょっと押すだけでいいのっ。

お父さん:わハハハハハー!

お母さん:もう、そんなんじゃ安心して入院できないわー。

などと。笑

どうも、お母さんが入院するにあたって、お父さんにLINEでのやりとりを覚えてもらいたいようです。

一方で、向こうのほうのテーブルは、年配の人ばかり5人。

車椅子に座った超高齢のおばあちゃんの誕生日なのかな?

ケーキが入っているらしき箱をテーブルに置いたのが見えるなと。

するとやはりケーををみんなで食べていて、なにかお祝いのティータイムをしているみたい。

90代のおばあちゃんと、70代の娘や息子たちって感じ?

なんかいいね。

今、シングルの、子どももいない私には、将来、おそらく、体験することのない光景。

不思議と、それをさみしいとか、嫌だとか思わないんですよね。

なんでだろー?


毎朝、通院してくると、楽しみにして眺めている病院ロビーの飾り花。

今日のは一段と私の好みの花と色合わせで惚れてもうたー。

濃いピンクのガーベラ、薄青色のデルフィニウム、大好き。

この穂の大きなのはなんだろう?

脇役なんだけど、なくてはならないバイプレイヤーであることは間違いのない、心地いい存在感がある。

この飾り花を眺めてから放射線治療に行って、戻ってきたら、飾ってくれている病院ボランティアの方が近くにいたので、花を楽しみにしていることをお伝えしたくなって話しかけてみました。

そうしたら、とてもいい会話、交流ができて、とーっても嬉しくなりました。

そのことに関しては、また後日。

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