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乳がん手術後の通院を楽しむと決めたら楽しめた!約40日の通院終わって小休止

今日も、いつものトヨタ記念病院に来ていますが、受診や検査でなく、旧外来棟が健診センターとしてリニューアルオープンするにあたっての内覧会参加のため。

この棟は、外来専門棟だった頃、母の通院の付き添いで、
たびたび訪れていたところ。
各階ごとにテーマカラー(?)があり、
明るくカラフルなイメージの空間デザインだったのが、
今回のリニューアルで、上のパンフレットにある写真のように、
ブラウンとベージュを基調にした、
シックで落ち着いたデザインに、大きく様変わりしていました。

さて、これで、来月9日の整形外科受診と、10日の乳腺外科主治医の受診の後の抗がん剤服用開始前の薬剤師による化学療法オリエンテーション、その後の産婦人科受診まで、病院通いも小休止。

そこで、遅めのランチは、院内レストランで「野菜たっぷりラーメン」を食べて、その後、ロビーのドトールで、ソフトクリーム・チョコレートがけを。笑

3月20日の入院、21日の手術、26日の退院。

その後の何度かの受診の後、5月9日から6月12日までの連日の放射線治療25回、さらに各科での抗がん剤・ホルモン剤服用前の受診と検査、さらには足のインソールづくりと装着などで40日近く、ほぼ毎日通院していました。

ようやく、少しホッとするような、なんだか淋しいような、不思議な感情がわき起こっています。


乳がんを告知された今年のお正月開け。

もうこれは、楽しもう!と。

「すごい経験をしている私、すごい体験が始まる私、これは楽しむしかない!」と決意しました。

そして実際、楽しい日々を送ってきました。

というと、「えっ、がんになった人が楽しいなんて」と、理解に苦しむ人もいるかもしれません。

しかし、振り返ってみれば、過去の辛く苦しかったこと、仕事でも、恋愛でも、高齢になった両親の突然の衰えと病気による在宅看護・見守りも、「楽しもう!そのためには、とことん取り組もう」と、いつも、そういうスイッチが入っていました。

目の前に突然立ちはだかってきた困難に、どういうわけか、「うおーっ!やってやる!」と、スイッチ・オン状態になるんだな、私。笑

すると、艱難辛苦も、なんか楽しい。

いや、楽しいと思わなきゃ、やってられない。

そして時には、すっかり忘れる。

考えすぎない。

そんなふうにやってきたような気がしています。

若い頃に、そういうことができなくて、抑うつ状態になったり、パニック発作が起きたり、希死念慮に誘われたりで、それを克服したからこその、いい意味での「テキトーな自分」が形成できてきたような、そんな気もしています。


さあ帰宅と、病院のバスターミナルでバスを待っていたら、またセグロセキレイさんが飛来。

きれいで、かわいい。

これで遭遇3回目。

前述の通り、約40日に及ぶ連日の通院中、初めて見た時に写真を撮っていたら、病院警備員のお兄さんが、セグロセキレイという名の鳥だと教えてくれました。

お兄さん、若くて今風のお兄さんだけど、野鳥が好きなんだそうで。

調べると、河原など、水辺に生息する野鳥で、病院の東側に一級河川・矢作川が流れ、昨年、川底の陥没でニュースになった明治用水頭首工も近いから、その辺りから遊びに来ているのかなと。

今度は、いつ遭遇できるかな、セグロセキレイさん。



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