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10日後にオープンしちゃう店/コピーライター、「お菓子屋さん」になる。#2 

ライターの炭田(すみだ)です。
料理とお菓子づくりが好きで、フリーランスとしてライターをしながら「お菓子専門」のシェアキッチンで働いています。

シェアキッチンでお菓子を作って売っているメンバーさんに影響されて「自分もシフォンケーキ屋さんをやろう!」と決めました。(詳しくは、前回のnoteを参照)

今回のnoteでは【開店日の決め方】について、発信します。


ですが、実はもう「開店日」決まってるんです。
2023年4月27日(木)。10日後、まさかの急展開。

というのも、私がお店をやる予定のシェアキッチン「神田JITA(ジタ)」は、5月にグランドオープンを迎えます。今は工事もほぼ終わり、保健所の営業許可が下り、本格営業がはじまる前のプレオープン期間です。そんなタイミングでオーナーが「まずは一日、お試しでやっていいよ~!」と言ってくださったのです。
喜び勇んで「やります!!!」と飛びついたものの、果たしてお客さまは来てくれるのか……?営業予定は、ド平日(4/27木曜日)かつ真昼間(11~16時)。

まずは、時間に比較的自由がきくであろうライター仲間に、都合がつきそうか聞いてみました。

ライターRちゃん
「四谷まで出張販売してくれたら行けるのになあ」

ライターYちゃん
「炭ちゃん、ごめんね!私は仕事なんだ。
 炭ちゃんのシフォンが激売れすることを願ってます!」


ライターSさん
「通販してほしー #引きこもりww」

ライターNちゃん(関西在住)
「シフォンケーキの出店おめでとう!
 近くなら絶対買いに行ってたのに><」

これは、かなりまずい状況なのでは…?「1個も売れなかったらどぼじよぉおおお~」とひっくり返っていたら、こんな返信が。

ライターAちゃん
「原稿が進んでたら行きたい……
 炭田のシフォンを食べるチャンス……」

これはいわゆる「行けたら行く」というやつでは(来ない)。プライベートのLINEでも三点リーダー(…)をダブル使いするところに、ライターAちゃんのプロ意識を感じます。でも、私の不安な気持ちは変わりません。

そこで、普段は気にも留めない六曜を調べてみました。最近、よく「一粒万粒日」とか「天釈日」とか聞くし、運よくそんなラッキーデーに重なっていたら……。淡い期待もむなしく、2023年4月27日は仏滅。マジかー。

めげずに親、親戚、友人などに声を掛けていたら、一筋の光が。

ライターTちゃん
「炭ちゃーん!私27日行けそうなんだけど、
 クレジットカード使えるかしら?
 現金とPayPayな感じ?
 もし決まってたら、おしえて〜!」

お客さま、ゲットだぜ!!!!!

Tちゃんは本気で来てくれるようで、支払い方法、販売形態(ホールかカットか)、値段などを次々に確認してくれました。

……あ。私、こういう情報を発信しないで、日付と神田というアバウトな場所だけ伝えて「来て〜!!!」と半べそでお願いしてた。
焦っていたからって、これじゃあダメですね。普段広告を作っているのに、全く伝える気のない情報発信をしてしまって、すごく恥ずかしいです。新人コピーライターの頃、本数を水増しするために「てにをは」だけ変えたコピーを提出して、先輩が怒るでもなく無言で苦笑いしていたことを思い出しました。Nさん、ごめんなさい。


【開店日時についての学び】

お日柄もよく、知人友人がこれる日時を選ぼう!これ、マスト。

①知人友人親戚一同の予定を聞いてから決める。

→そうすることで、たださえ不安な販売初日の「売れ残ったらどうしよう」という気持ちが楽になる。それと、「人脈」というとなんかいやらしいけれども、お店を開くということは、自分の「人望」は丸わかりになりそう……と思いました。ので、自分のできる範囲でよいので、人付き合いはがんばった方がいいのかもしれません。

②一度しかない開店初日。どうせなら大安吉日にしたり、語呂がいい日を選んだり、記念日を選んだりしたら素敵。

→シェアキッチンで活動中の女性パティシエさんが、3月8日に開業届けを出していました。聞けば「国際女性デー」だから、とのこと。
ミモザの花と一緒にそのことをInstagramに投稿していて、そのお店の目指すところも伝わってくるしすごくいいなぁ〜と思いました。


③告知する際は「開店日、開店時間、商品の種類、一つあたりの値段、支払い方法、店舗の住所、最寄駅からのアクセス」など、行こうかどうか判断できる情報を発信する。

→私ははじめ、友人たちに開店日時と「神田だよ!」という雑な発信しかしていなかったので大反省です。
これからは、まず第一に「お客さま目線」を意識します。買ってくれる人がいるから、お店は存在できる!肝に銘じます。

店づくりのために読んでいる本の1コマ。「客観視」で自分の商売を見ることが、いかに大切か語られています。「お店」の宣伝に悩んでいる人に、超オススメ!


【上記を踏まえた、お店情報】
・オープン日時:4月27日(木)11〜16時

・商品:シフォンケーキ
※今回はプレーンのみ販売

・値段:1カット300円(税込)を予定

・お支払い:現金のみ
※間に合えばPayPayも対応可能(クレジットカードは対応予定なし)

・営業店舗:シェアキッチン「神田JITA(ジタ)」
※店舗Instagramは
こちら

・住所:東京都千代田区神田西福田町4-5

・最寄り駅:神田(JR山手線・中央線・京浜東北線、銀座線・徒歩4分)/新日本橋駅(JR総武線・徒歩4分)/小伝馬町(日比谷線・徒歩6分)/岩本町(新宿線・徒歩6分)/三越前(銀座線・徒歩7分)

④営業期間、目標を明確にする。

→上記の情報発信とも重なりますが、私は普段「ライター」をしているので、お店をやることを伝えると「ライター辞めるの?!」「シフォンケーキ屋さんを開店するの?すごい!」という反応を多くいただきました。
私としても、お店をやるからには超本気!です。なのでこうして、noteで発信することを決めました。ただ、私の人生のセンターは「書くこと」。だからお店は、短期集中で取り組むつもりです。

【こんな感じの営業スタイルを予定】
シェアキッチンで、1日限定で開店(4/27)→どんなもんだかコツをつかむ&友人知人にフィードバックをいただく→それを元に半年ほど準備→1ヶ月間だけ営業!(10月か11月くらい)

目標については、実はまだ明確にはありません。まずは「一日店長」をこなしてから、しっかり定めていければと思います。こんなにふわふわでも「まずは挑戦してみよう!」が可能なのもシェアキッチンの魅力かもしれません(お店をゼロから作るより、リーズナブルに挑戦できる)。
はじめは「お菓子ラブ」という気持ちでシェアキッチンで働き始めましたが、自分が売る立場になって改めてありがたや〜と感じました。


改めて。
4月27日(木)、神田JITAにてお待ちしております。

【営業時間】11:00~16:00(売り切れ次第終了)
【住所】東京都千代田区神田西福田町4-5
【商品】シフォンケーキ ※今回はプレーンのみ販売
【値段】1カット300円(税込)を予定
【お支払い】現金のみ ※間に合えばPayPayも対応可能


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