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リモートと団塊世代

わたしはかれこれ8年ほど前から細々とリモートワークを実践しているのだが、この働き方は将来的にかなり可能性がある!と感じた出来事に株式会社ソニックガーデンさんとの出会いがある。

当時まだまだ駆け出しだった私と一緒に仕事をしてくださり、そこでのやり取りや働き方を経験して、リモートワークは将来かならず認知される働き方だと実感した。その後はそこで学ばせてもらったノウハウをもって仕事の領域を広げていくことができたので、ほんとうに感謝でいっぱい。今でも大好きな企業さんだ。

しかも嬉しいことに先月Twitter経由でDMをいただき、再びご一緒させていただくことにもなった。緊張感はあれど嬉しすぎてかなり浮かれている。

(リモートでインタビュー&テキスト全般を担当しました!=週報=)

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こうやって細々とはいえ、かなり長いこと日本と海外を行き来しながらリモートワークをしていたのだが、この働き方は私の親にとってはまったく理解不可能なようで。何度説明してもうまく通じず、興味なさそうに「なんだか意味がわからない」と返されていた。

父はアラウンド団塊世代で、40代半ばで早期リタイアを実現した元ビジネスマンだ。若い頃は大手企業で名実ともにエリアのトップとして仕事をしてきた。仕事が大好きで全国を飛び回るという会社人間だった父は、40代間近になると身体のさまざまなところに不調をきたし始めた。(穴が空いたり)

途中何度か手術をしたり薬を服用しながら仕事を続けていたが、このままだと早死してしまうと感じ、会社を離れた人物だ。一通りゆっくりした後は、いつか試してみたいと思っていた事業で独立し、いまは悠々自適な生活をしている。

こんなふうに元バリバリの仕事人間だった父であるが、20年以上悠々自適な生活をしていると、人の仕事になどほとんど興味を示さなくなっており、たまに相談をしても「身体に無理がないようにだけしなさい。人生先が長いんだから」などと、仙人のようなコメントしかもらえなかったのだが……。先日突然わたしの仕事が話題になった。きっかけはテレビで観たオンライン呑み会の様子を知ってだった。(おそらくソニックガーデンさん。ここでも繋がるw)

この様子が団塊世代にとってはかなり衝撃的だったようで、「自宅にいて飲み会ができるなんて、あれはすごい!もしかしてああいう感じで仕事をしているのか?」と嬉々として話しかけられたのだ。(海外移住後私たちはほぼ毎朝スカイプで話をしている)

こうして苦節ウン年目にして、やっとわたしの働き方を理解してもらえたのである。

わたしはテレビを見なくなって久しいのだが、テレビの影響って今もすごいんだなぁと感心した。親世代はやはりテレビや新聞からの情報が一番刺さるようで、影響が与えられる媒体は世代によって異なる説は本当だったなぁと実感した出来事だった。ありがとうテレビ。


最後まで読んでくださってどうもありがとうございました!