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私、なぜこの単語を知ってるんだろう?

苦手でしかなかった英語

高二の時、英語の授業で「過去完了系」だったかなにかの文法を「え……わからないんだけど」となって時が止まって以降、英語は「苦手なもの」だった。
今の私なら、どうにかして理解できるまで調べたり質問したりしただろう。しかし、当時の私は違った。今ほど勤勉ではなく、怠け者だったのだ。

長らく仕事が安定せず「習い事」などできない状況だったが、35歳の転職でホワイト企業に入って心が安定したことをきっかけに、ずっと心にひっかかっていた英語の学び直しを始めた。36歳の頃のこと。

英語学校で週に数回のグループレッスン、時々個人レッスン。あわせて自分でもTOEIC対策などを始めて積極的に受験した。
そこではじめて、英語をおもしろいと感じるようになったのだ。

サボった自分に落胆しても、何度でも立ち上がる

そこから8年、以前は非現実的で「夢」でさえなかった「英語で仕事をする」を何度かかなえ、仕事でも勉強でも英語漬けの時期もあれば、長らく英語から離れている時期もあった。途切れ途切れゆえに、私の英語スキルはいまだ中途半端である。

今年に入り、ある仕事でのご縁をきっかけに、以前から気になっていた海外クラウドソーシングを開始。必要にかられ、ここ最近サボっていた英語学習も再開した。

語学も筋肉(筋トレ)と同じで、途切れるといろいろ忘れていく。今回も、いろいろ忘れているのを実感して少し落胆しながらの再スタートだった。サボったことを後悔するなら、一日も早く再開することだけが解決策だから。

ひとつだけ、いつもと違うことがあった。

知らないはずなのに、知っている

たまたま広告が目に入ってインストールした英語学習アプリ。そこで問題を解いていたら、覚えた記憶のない単語や表現を答えられるのである。

「私、なんでこの単語知ってるの? 前世? 前世で使ってたんか?」

前世の記憶が引き出されたのかと思うくらい、私にはそれを覚えた記憶がない。

すでにどこかで学んだか、どこかで見たが覚えていないだけなのか、知っている表現の応用なのか。なぜなのかわからないが、知らないのに答えられることがたびたびあるのだ。

静かなるブレイクスルー

語学に限らずなにかを積み重ねていくと、ある段階で突然ブレイクスルーのような変化が訪れる。地道な積み重ねの先にしか、それは起こり得ない。
それは派手な変化のこともあるが、今回のように静かに気づくこともあるようだ。

おそらく「自分はサボっている」「全然継続できていない」と思っていても、少しずつでも、サボりサボりでも続けたものが積み重なって今回の変化につながったのだと思う。

小さな感動を忘れたくなくて、久々のnoteに記しました\( ˆoˆ )/やっほい!

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