いい加減、自信持ちなさいよ
私は劣等感が強い。特に子どもの頃は勉強について、大人になってからは仕事について。
親にかわいがられて育った記憶があり、基本的な自己肯定感はおそらく大丈夫なのだが、なんらかの「能力」に関してどうにも自信がない。
「ノーンさんの書籍、読みやすかったから」という理由で編集を依頼されたことがある。
「えええ……ありがとうございます(ぴえんの絵文字)……でもあれ、書いてたらああなっただけなんですけどね。人様の文章のお役に立てるんだろうか」馬鹿正直に答える私にそのまま依頼してくれたク