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ローカルを求めて〜狐狐狐〜

日頃の気疲れを発散させようと訪れた豊川稲荷。

東三河 寺で調べると一番最初に出てくる、日本三大稲荷の一つだ。

ご利益は『商売繁盛』で、年間500万人ほどの参拝客が訪れるそうだ。

初詣に何度か参拝させて頂いたことがあるが、人酔いしてしまうほど。

ゆっくりと参拝出来た試しがないので、今日はゆっくりと見ていきたい。

そもそも、豊川稲荷を訪れたきっかけは家で食べた『油揚げ』。

油揚げを食べていたら急にお稲荷さんを食べたくなって出かけた、ただの食い煩いだ。

いなり寿司を食べて、空腹を満たしたのちに境内に入る。

『油揚げ、俺にもくれよ』と言わんばかりの狐。

睨まれている感じがするので、先に参拝した後の方が良かった・・・と後悔。

狐ってそもそも油揚げ食べるのか?と思いながら調べてみると、

元々、神の使いとされていた狐には、『ネズミの油揚げ』をお供えしていた。

仏教の教えが広がり、どんな生き物でも殺生は良くないと、今の豆腐を使った

『油揚げ』に変わったそうだ。

調べたおかげで、『本当は油揚げ好物じゃないんじゃないか?』と思えて、堂々と歩いていると・・・霊狐塚。

その数は、一千体。

先ほど、調べたネット情報では、本当のキツネは『肉食』と書かれているのを思い出し、少したじろぐ。

ひとつひとつ見ていくと、強張った顔の狐もいれば、柔らかい表情の狐もいる。

段々と空間にも慣れてきて、数十分ほど見渡していた。

気がついたら時間が過ぎていたと思えるほど、パワーを感じることが出来る。

そういえば、毎年『イチロー選手』が豊川稲荷に訪れるそうだ。

色々と力を貰えた昼下がり。

気晴らしに是非。




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