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読むだけじゃ足りない。会う・聞く・泣く・笑うトークイベント

推しのアイドルに会いたくなる気持ちと同じように、好きな作家さんがいたら一目会いたくなるものです。

今回は、学生時代を振り返りながら「トークイベントって最高!」という思いをお届けします。
最近はウェビナーやZOOMでの開催が増えていますが、やはり現地でのライブ感には特別な魅力がありますなぁ~。


作家さんのイメージが変わる

大学3年生の冬、憧れの女性起業家である経沢香保子さんのトークイベントに参加したときのことです。彼女が、子育てしながらベビーシッター会社を立ち上げたときの話を目の前で聞き、その強さと情熱に心が震えました。

経沢さんは「凛としていて大人な女性」のイメージだったので、「こんなに熱い方なんだ!お茶目な部分もあって可愛らしいな」と自分が感じていた印象が変化したことを覚えています。

人柄がダイレクトに伝わる、それがライブの醍醐味の一つですよね。

当時は女性起業家も今より少なくて、経沢さん乗り越えてきた壁は想像以上。荒波を乗り越えてきた方が語る一言一言が胸に刺さり、持参したノートはあっという間にメモでいっぱいに。

就活中だったこともあり、彼女の話を聞きながら、「自分も何か大きなことを成し遂げたい」と強く感じた瞬間でした。

◆私がWebライターを始めるきっかけとなったのも、経沢さんでした。

震える声で質問した、あのドキドキ

トークイベントの魅力は、臨場感や緊張感、そして心が震えるようなドキドキがあることです。

週末野心手帳を手掛ける、はぁちゅうさんの手帳トークイベントでのこと。その手帳のコンセプトは「小さな”やってみたいこと”に向き合って、野心を叶えていこう」というものでした。

当時、やりたいことが分からないと焦燥感に駆られていた私は、緊張で震える声で「やりたいことがないから、手帳が埋まらない。手帳に空白が生まれてしまうのがつらい」と、はぁちゅうさんに質問したのを思い出します。

たぶん、オンラインイベントだったら、私は質問できなかった。他の人の質問に埋もれてしまいそうで怖いし、なにより、あのとき微笑みながら質問を聞いてくれる雰囲気があったから、手を挙げられたんだと思います。

等身大の自分で質問すること、震える声でありのままの想いを伝えること。そして、それを受け止めてもらえること。

やっぱり、トークイベント最高ですね。

◆週末野心手帳は、いまでも愛用中の宝物

同じ空間を共有する一体感

トークイベントには、作家さんを愛するファンがたくさん集まります。会場中が笑ったり、鼻をすする音が聞こえ、熱気に包まれる。参加したトークイベントには、そんな瞬間が何度もありました。

あるイベントでは、隣に座っていた女性と感想を語り合い、そのまま併設されていたカフェで一緒に話し込んだこともあります。「あの話最高でしたね」「この質問もすれば良かった」と話す、2時間。こうした出会いや交流は、オンラインでは得られない一体感です。

普段、電車で隣に座っている人に話しかけたことはありませんが、同じ作家さんのファン(しかもトークイベントくるほどの)という共鳴する気持ちが、カフェでの出会いに繋がったと思います。

おわりに

作家さんのトークイベントに参加することで得られるライブ感の魅力は、直接的な交流や心震える体験、そして一体感にあります。

最近では子育てに追われ、本をゆっくり読む時間もトークイベントへ足を運ぶ余裕もなくなってしまいました。

でも、やっぱり好きなことは我慢する必要なんてないよな…。旦那さんに相談して、週末フリータイムをもらおうかしら、と心の中で思っています。

◆今回は、Webライターラボの企画に参加させていただきました!
Discord名:音熊みなみ
#Webライターラボ2406コラム企画

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