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農家さんへの補助金がものすごいことになっています・・・

おはようございます、ひらっちです。昨日は1日、大学生のインタビューでした。重鎮の経営者に話を聞くのも面白いですけど、若い大学生の話も面白い! こんな学生さんたちが活躍してくれれば日本の未来は明るいと思いますし、活躍できる社会を作ってあげるのが僕たち大人の役目かなぁ~なんて微力ながら思った次第です。

そういえば、昨日フォロワーさんが500人を突破したみたいです。ありがとうございます! 実はそれより嬉しいのは、フォローが1000名を突破したこと。僕はマイルールとして「スキ」をくれた方をフォローするようにしているので、単純に1000名の人が見てくれた計算になります。これからも少しでも役立つ情報を発信してきたいと思いますので、どうかお付き合いくださいませ( ^o^)ノ

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■農家として初めて経験した経済危機は、意外にのんびりしたもので・・・

あらためまして、ひらっちです。今日は「農業」をテーマに書いてみたいと思います。

新型コロナウイルスの影響は、もちろんですが農業にも大きな打撃を与えているのは皆さんもご存知の通りだと思います。

特に高付加価値の農産物、フルーツや和牛などは影響が大きいようですね。外食産業が一時的にストップしていましたから、そのダメージをもろに受けている様子です。あとは花卉。「お花関係」です。たくさんの人が集まるイベントや行事が軒並み自粛になっていますからね。

幸いにも僕は、「BtoB」に特化したかなり特殊な農作物をメインでやっているので、コロナの影響は比較的に軽微で済んでいます。今後の状況次第のところはありますが、経営が傾くような事態は避けられそうです。

というわけで、メディアからは農家の苦境が伝わってくるものの、実は、身近ではそこまで大変さを感じていないのが実情です。農業に限った話ではないですが、給付金や補助金がそれこそジャブジャブ投入されているからじゃないかなぁ~と見ています。

僕はこのnoteでも書いていますが、2010年から農業をスタートしています。・・・といっても、最初は本当に小さな面積で始めていて、しかも日本経済がリーマンショックから立ち直り始めた段階でした。

ライターとしてはリーマンショックを経験済みですが、農家として経済危機に直面するのは今回が初めてかもしれません。で、そんな経済危機に直面した農家のサポートがどえらいことになっていて、ちょっと驚いている次第です。

■農家さん向けの補助金、本当に色々と出現しています!

ちなみに、農家向けにはコロナの感染拡大をきっかけにこんな補助金が立ち上がりました。

【経営継続補助金】

新型コロナの影響を克服するために、感染拡大防止対策を行いつつ、販路回復・開拓、事業継続・転換のための機械・設備の導入、人手不足解消の取組などを総合的に支援し、地域を支える農林漁業者の経営の継続を図るというもの。

設備の購入費用などが100万円を上限に4分の3まで補助され、先月10月に「1次募集分」の採択者が専用ページで発表されました。

僕も経過の話だけは聞いていて「200億円の予算規模の補助金に、8万件くらいの応募が来ている。なので、かなり狭き門になりそうだよ」なんて話だったのですが、いざ蓋を開けてみると、応募があった80,889件のうち、68,292件が採択されたようです。緊急対策とはいえ、なんだか大盤振る舞いの状況になっています。

【高収益作物次期作支援交付金】

外食需要の減少によって市場価格が低落するといった影響を受けた野菜・花き・果樹・茶などの高収益作物について、次期作に前向きに取り組む生産者を支援するための交付金です。

ただ当初、交付金の対象者を「今年2~4月に野菜、花き、果樹、茶の出荷実績があるか、廃棄して出荷できなかった農家」としており、減収額の確認などはせずに募集してきたことから、いろいろとゴタゴタしているみたいですね。運用見直しについての発表もなされているので、そのあたりの経緯も含めて詳しく確認したい方は、農水省のホームぺージをご確認ください。

もちろん、その他の一般向けの補助金や給付金も色々と使えます。【雇用調整助成金】は活用している農業法人さんも結構ありそうですし、あとは【持続化給付金】を申請した農家さんも多いのではないでしょうか? このあたりは一般の個人事業主やフリーランスと一緒ですね。

気になる農家の方は、使える補助金をまとめてくれているメディアもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

僕はフリーライター歴の方が長くて、独立支援とか、その後のサポートとか、そんなの一切ない環境が当たり前になっていますけど、農業については本当に手厚いなぁ~と改めて感じているところです。

すでに募集が終わりかけているものもありますけど、「今まさにピンチ!」という農家さんはうまく活用して欲しいですし、将来農業を目指したいという方には「農家って結構きちんと守られているんだよ」と知ってもらえればと思います。もちろん、補助金ばかりに頼った経営ではいけませんけどね(笑)

■まとめ

なかには「うちは補助金に一切頼らない」という信条で経営している農家さんもいるようですけど、僕は、補助金自体は、肯定も否定もしていません。あくまでツールとしてうまく活用し、事業をちゃんとドライブさせていけるのであれば、それはそれで意味があることだと思っているからです。

でも、以前も書きましたけど、補助金は「貰うことが目的」になりがちだよね、と感じています。「4分の3の補助を得て農機具が購入できる」と言われると、そこまで必要でないものにまで手を出す人が少なくないと思います。でも、結局そこまで使わなかったり、メンテナンスなどの維持コストが結構掛かったりする。それでいて、申請の手続きやら事後報告やらでかなり手間がかかるわけで、やっぱり冷静に「本当に必要なのか?」を見極めて活用することが大事だと思います。

人間誰しも「お得な話」には、よく考えず飛びついてしまいがち。僕自身も含めて、一度立ち止まって冷静に判断できる人になりたいものですね。

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