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【アプデ版】もし独立するなら「365日働く覚悟」を決めよう!

おはようございます、ひらっちです。気が付けばめちゃくちゃ久しぶりの更新ですね。最近は春の農繁期に突入しているにも関わらず、ライターの仕事にも追われる状況が続いておりまして…。ただ、なんとか元気に生きております! いや、花粉症があまりにひどすぎて、正直あんまり元気ではないかも(笑) 今年の花粉症、なんだかひどくないですか??

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 最近は以下の記事がアップされました。農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! 

■独立当初、20代の頃は、とにかくガムシャラに働いていた

あらためまして、ひらっちです。今日は「独立」について書いてみたいと思います。※過去のこちらの記事のアップデート版になります。

先日、YouTubeでこんな動画を見ました。

最近、メディアに登場することが多い成田悠輔さんへのインタビューをまとめた「新R25チャンネル」の動画です。「20代はどう働くべき?」という質問に対して、こんな風に答えているのが印象的でした。

僕とかは、どっちかっていうと、研究者とかに近い人間なんですけど、20代の頃とかは、世界中でほとんど読める人もいなければ、読む人もいないような論文を書いたり数式をいじったり、ソフトウェアを作ったりみたいなことをやるために、1日16~17時間ぐらいは、週7日割いていたような気がするんですよ。

普段、冷静かつ飄々と語っている姿が印象的な成田さんですが、やっぱり若い時は、がむしゃらに頑張っていた時期があったんだなぁと。現在の活躍ぶりも合点がいくようなお話でした。特に若い世代の方は一度ご覧いただくといいんじゃないかなと思います。

で、そんな動画を見ながら、新年度がはじまった今にピッタリだと思ったのが、今日の本題です。「独立」を含めて新しいチャレンジを考える・決意する人が多い時期ですからね。

みなさんは、「独立」にどんなイメージをお持ちですか?

このnoteをご覧いただいている方は、おそらくどこかの会社にお勤めをされている人が多いと思いますが、なかには「独立に憧れている」「今まさに独立を目指している」という方も、それなりにいるんじゃないですかね?

上記の簡単な自己紹介でも書いていますが、僕は大学を卒業後、ブラック企業に就職して営業をしていたのですが、どうしても出版関係の仕事がしたくて、24歳でフリーライターとして独立しました。

もしも大手出版社からの独立であれば順風満帆だったかもしれませんが、僕の場合、営業会社を退職後、マイナーなフリーぺーパーを発行する地方の中小企業でちょっぴり経験を積んですぐさま独立。しかも営業職として潜り込んだので、ちゃんとしたライターの経験はほぼ皆無からのスタートでした

だから、最初のうちは求人情報誌をひっくり返して「どこかに出版に関わる会社がないか?」と目を皿のようにして探していました。そして求人情報を見つけるとすぐさま電話を入れ、「すみません、フリーライターですが、お仕事はありませんか?」と片っ端からお願いをしていました。

また、本屋さんに足を運んだら、棚の右から左へほとんどの雑誌の「奥付」を確認していました。奥付というのは、スタッフロールみたいなもので、その本に携わった人達の名前が書いてあったり、出版社の名前・連絡先などが記載されています。

そこに、ごく稀にではありますが「企画募集」や「ライター募集」の案内が載っていることがあります。この案内を発見しては、求人情報誌と同じように、すぐさま企画を考えて連絡を入れていたのです。

今考えると、「20代の若さがあったからこそできた」と思います。何の補償もないわけですから、最初のうちはとにかくガムシャラな毎日でした。

■普段の生活から「超サイヤ人」の状態を維持できるようにする

フリーランス・個人事業主として独立してやっていくためには、どこかでガムシャラに働く必要があると感じています。もちろん年齢・性別などによって体力には違いがあるし、「そんなに働けないよ!」という方がいるのも分かります。

それでも僕は、独立後はしばらく「365日休みなく働く」ぐらいの気概がないと、成功するのはなかなか難しいと思います。

冒頭でご紹介した成田さんのインタビュー動画でも「1日16~17時間、週7日」という話が出てきますが、当時は僕もそれぐらい働いていました…いや、ぶっちゃけ、今もそれに近いぐらい働いています。FIREの「RE」は、僕には永遠に訪れないかもしれませんね(笑) 

独立後は、サラリーマンの頃のように「オン・オフの切り分け」みたいなことは言ってられなくなります。たとえ家族と旅行していても「ビジネスの種はどこかに転がっていないか」と常にアンテナを張っている。飲食店に行けば「客数がどれぐらいで、客単価は・・・」なんて自然とソロバンをはじいてしまう。こんな調子で「完全なオフというのはおそらく無くなる」と考えていた方がいいでしょう。

サラリーマンの方からすると、「え?ずっとオンなんてイヤだな・・・」と思うかもしれませんけど、要は「慣れ」の問題だと思っています。

漫画『ドラゴンボール』を読んだことのある方ならご存知だと思いますが、セルと戦うために「精神と時の部屋」で修行した後、悟空と悟飯が普段から「超サイヤ人」のままで生活するようになる、というシーンがあります。

僕が言っている「ずっとオンでいる」という感覚は、この「普段の生活からずっと超サイヤ人」みたいな感じに近いのかもしれません。

オンのままでいることが当たり前になれば、きっとあなたも、ナチュラルにオンの状態を続けていけるようになると思います。

■まとめ

「独立したら365日働け!」といっても、「いつもフルスロットルで動き回っている」ということでは決してありません。オンの状態をナチュラルに維持できるようになれば、逆に「オン・オフのメリハリをつけなければ」と無理矢理考えるより、むしろ自然体で生活できようになるはずです。

とはいえ、サラリーマンの方が休みは多いでしょう。夜遅くなったり、徹夜なんてこともあるかもしれない。僕も独立してから20年近く、全く仕事をしなかった日は、おそらほとんどないはずです。

旅行先には必ずPCを持参して何かしら原稿を書いていますし、農業も最初のうちは毎日朝4時半に出掛けて作業をしていました。

だからこそ、このnoteで何度も繰り返し伝えている通り、独立を考える時は「その仕事が好きであるかどうか?」がとても大事になるわけです。最初から「365日働くこと」を前提に、周囲から「止めろ」と言われても思わずやっちゃうような仕事を選ぶ。それが独立を成功させる何よりの近道ですよ!

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