「45歳定年制」ってあり?なし?どっち?

おはようございます。ひらっちです。…ってこのフレーズも久しぶりですね(笑) ライターと農業の仕事に忙殺されて、すっかり更新が滞っておりました。今週末はワクチン接種の2回目を控えていて、週明けには副反応でどんな体調になっているか分かりませんが、来週はちょっと余裕ができそうなので畑の現状報告も兼ねてもう少し更新したいと思います!(笑)

さて、今日はちょっとご報告、というかぶっちゃけ宣伝です(笑)9月からアグリメディア「マイナビ農業」さんにて、「ひらっち」名義で記事を書かせていただくことになりました! 昨日、1本目の記事をアップしておりますので、もしよろしければご覧になってみてください。このnoteを熱心にご覧いただいている方にはあんまり目新しい内容ではないかもしれませんけど。人生100年時代を生き抜くヒントになれば幸いです。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■サントリーの新浪社長、踏み込んだ発言ですねぇ~。これは炎上するわ(笑)

あらためまして、ひらっちです。今日は「人生」「働き方」について書いてみたいと思います。

今、サントリーの新浪さんのこんな発言が、いろいろと波紋を広げているようですね。

どうやら経済同友会のオンラインセミナーで語った発言が発端になっているようです。

リアルタイムで視聴したわけではないので、どんな温度感でお話をされていたのかは全く不明ですが、記事によれば、その後記者会見でも「(定年を)45歳にすれば、30代、20代がみんな勉強するようになり、自分の人生を自分で考えるようになる」と従業員の意識改革を促す効果を強調。日本の多くの企業が採用している、年齢が上がるにつれ賃金が上昇するしくみについても「40歳か45歳で打ち止め」にすればよいと語った、とされています。

これにネット民が反応して炎上、新浪社長が「定年という言葉を使ったのはまずかったかもしれない」と釈明した、というのが一連の流れのようです。

■実際は、かなりの企業が「45歳前後でリストラ対象」なんです…。隠してるだけ。

この新浪さんの発言ですが、僕の個人的な感想としては「それほど批判が殺到するようなお話なのかな?」というのが正直なところです。

「企業のトップがそれを言っちゃいけないでしょ!」という意見も理解できますが、「じゃあ、現実はどうなの?」というと、このコロナ禍にかこつけて、錚々たる顔ぶれの企業が40代の大リストラを断行しています。

年金2000万円問題の時もそうですが、「見たくない不都合な真実」を白日の下にさらされると、人間は過敏に反応したくなるものです。でも僕は、「実質45歳定年」ということに全く触れずに飼い殺され、しれっと40代でリストラされるよりは、「45歳で定年だからその後の生き方を今から模索してね!」と言われた方が、よっぽど良心的だと思います。そういう企業が嫌なら、はなから就職しなければいい話ですから。

僕は、すべての不安が増大していく原因は、「不安が漠然としていること」にあると思っています。例えば、老後2000万円問題の根本は、「老後にお金が足りなくなること」に対する不安です。であれば、お金がどれだけ足りなくなるのかをきちんと算出したうえで、今からコツコツと準備すればいい。そうすれば「なんだか不安」という漠然とした状況が解消され、「老後に●●万円必要だから、毎年●●円くらい貯金しよう、投資はこれくらい頑張ろうかな?」といった目標に向けて前向きに行動できるようになります。

「生涯働けるかどうか不安」という問題も、最初から「45歳で定年だよ!」と言い切ってもらった方が、事前に対処法を考えられますよね。

「45歳までにセミリタイアを達成する」

「副業でもう一つの収入の柱を作る」

「転職できるようにポータブルスキルを磨く」…。

自分が取るべき選択さえ決まれば、あとは目標に向けてコツコツ頑張るだけです。

■まとめ

このnoteでも再三お伝えしておりますが、サラリーマンという働き方自体、近代化が急速に進行したここ100年くらいの制度です。日本でサラリーマンが誕生したのは、1920代のことだと言われています。このあたりが気になる方は、下記の記事が面白いので読んでみてください。

要するに「サラリーマンが当たり前」というのは、長い人類史を見れば、ほんのここ最近のことでしかない、ってこと。もちろん「サラリーマン絶滅」が今すぐ起こるとは思いませんが、「一億総サラリーマン時代はそろそろ終焉」というは間違いないと思います。いや、もう終わっているか(笑) 少なくとも「サラリーマンはこう働くべき!」という固定観念は、相当崩れてきていると感じます。

「45歳で定年」。それぐらいの意識を持ち、自立した社員として働くことは、社員本人にとってもいいことんじゃないかなと個人的には思います。

仕事柄、大学生や20代の社会人ともよくお話ししますけど、若い人はもう、そういう意識ですよね?

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