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男の産休が制度化!…世の男性諸君、死んでも取ろうね(笑)

こんばんは、ひらっちです。いや~、忙しい、忙しすぎる、これは完全に失敗しましたわ。年末年始に勢い余って仕事を入れすぎました。

「フリーランスあるある」だと思いますが、ちゃんと「余白の時間」もスケジュールに入れ込んでおかないと、作業に遅れが出るたびに玉突き事故のように予定がずれて大変なことになります。「ぜひ!」とお願いされた案件ばかりなので、仕方がない面もありますが、それでも断るべき時は断らないと体を壊しますね。皆さんもご注意ください…。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! ちなみに最新記事はこちらです!

■今年からいよいよ「男性産休」がスタートしますね!

あらためまして、ひらっちです。今日は「子育て」について書いてみたいと思います。

いよいよ今年10月から、男性の産休制度がスタートします。妊娠・出産を控えるご夫婦にとってはかなりの朗報ですね!

「制度のあり・なし」よりも「職場の理解」の方が100倍大事だとは思いますが、それでも制度が新たに設けられたことで徐々に意識も変わっていくだろうと思います。子どもを育てるのはとっても大変なこと。理解が広まっていけばいいなぁ~と強く思います。

というわけで、新たな制度の誕生を記念し、以前から「男の産休は絶対取るべし!」と主張してきた僕の下記の過去記事をベースに、改めて「産休を取るべき理由」について考察してみたいと思います。

■男性がたっぷり産休を取ることは、きわめて合理的な選択です

僕は、がっつり産休を取りました。特に2人目の娘が産まれた時には、予定日の前後、トータルで1ヵ月くらいの取材案件をすべてお断りして、いつ産まれてもいいようにスタンバイしていました。

結果的に予定日から大きくずれることなく産まれたんですけど、仕事を断った期間中は、上の娘の世話をしたり、妻のサポートをすることに注力し、極力仕事はセーブするようにしていました。

フリーランスですから、もちろんその期間中の売上はほぼゼロだったわけですけど、休んだことを後悔しているか?と言えば、そんなことは1ミリもありません。むしろ、今でもベストな選択をしたと胸を張って断言できます。

なぜ僕は、がっつり休むことを選んだのか? もちろん一番は「子どもの誕生を見届けたい」という思いからです。ただ、今改めて冷静に振り返ってみても、産休をしっかり取得することは「きわめて合理的だった」と僕は感じています。

以下、産休を取ることが「合理的」だと思う理由を挙げてみました。

【理由①】家族のために働いているんじゃないの?

もちろん「仕事のために仕事をしている」という方もいると思いますが、家族をお持ちの方は、やっぱり家族を養うために仕事をしているわけですよね? で、家族のために仕事をしているにも関わらず、家族が一番大変な時に仕事を選ぶって、冷静に考えると矛盾していませんか?という話です。

【理由②】そんな大変な時に妻を助けないで、いつ助けるの?

女性にとって人生における最も大変な瞬間の一つが、出産です。その時に助けないでいつ助けるっていうんでしょうか? 結婚式の誓いの言葉で「ともに助け合う」と宣誓したのは、あなたですよね?

それでも仕事がしたいというのは、論理が破綻しています。それはもう「私は家族の一員ではない」と言っているのと同じです。

【理由③】自分がピンチの時、助けてもらわなくていいんだね?

出産という一大事に妻を助けないのであれば、それはつまり、あなたが一大事の時には「助けてもらわなくて結構」と言っているのと同義です。別に貸しを作るわけではありませんが、相手は助けないで、自分は助けて欲しいと訴えるのは、いくらなんでも虫が良すぎるとは思いませんか?

もちろん、それぞれ事情はあるでしょう。考え方も人それぞれです。僕の考えを押しつけるつもりは毛頭ありません。ただそれでも、本当に率直に「出産の時に時間を割かないで、いつ『仕事より家族を優先する瞬間』が訪れるの?」と僕は思います。

■まとめ

あかんあかん、今回は世の女性たちからの好感度を上げるための記事みたいになってきました(笑)。でも、本当のことですよ。「産休を取るべし!」というのは、僕のうそ偽りのない本心です。絶対ちゃんと取った方がいいと僕は思います。

フリーランスになって良かったことは色々とありますが、一番良かったのは自由に時間を差配できること。そして何より、家族との時間を最優先に考えた人生を、自分の手で選び取れることです。お金が儲かるということより、こっちの方が大きいかな。おかげで、学校行事などもほぼ皆勤で参加しています。中学生となった今では嫌がられることも多いですけど(笑)

僕は、一番の投資先は「株」や「投資信託」より「自分」だと思います。そして、それと同じぐらい、いや、もっといい投資先は「パートナー」です。「釣った魚にエサはならない」ではなく、「釣った魚をしっかり育てる」ことが、自分をさらに幸せにする最も合理的な投資術だと思います!

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