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男の産休? そんなの取るに決まってるでしょ!

こんばんは、ひらっちです。今日は朝から原稿を書きつつ、合間にリモート取材2件に対応していたら、あっという間に外が真っ暗な時間に・・・。疲れた体にムチを打ちながらnoteを更新しております。ううん・・・眠い(笑)

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■そろそろ男性が産休を取ることを「当たり前」にしないといけないよね

あらためまして、ひらっちです。今日は「男の産休」「男の子育て」について書いてみたいと思います。

先日、とあるネット番組?を観ていたら、司会者の方が「産休を取りまして・・・」と話しているのが気になりました。

なんでもレギュラー番組を休み、奥さんと一緒に産休を取得したそうなんです。「コロナがきっかけだったけど、本当に良かった」と感慨深げに話していました。

僕は、これから結婚・出産を迎える20代・30代の男性に、40代の先輩としてぜひアドバイスしたいことがあります。

絶対に産休は取得してください。

だって一生に一度のことですよ。個人的には、たとえ周囲にかなり迷惑を掛けてもいいから、ちゃんと休んで欲しいと思います。

大リーグなんかを観ていると、有名な一流選手であっても、奥さんが出産するから試合を休む、なんてことが結構普通にあったりしますよね。

僕はこれが「あるべき姿」だと思います。男が産休を取得することが「特別なこと」のように語られていること自体、日本が遅れている証左だと個人的には思います。

■男性がたっぷり産休を取ることは、きわめて合理的な選択です

僕は、それこそがっつり産休を取りました。特に2人目の娘が産まれた時には、予定日の前後、トータルで1ヵ月くらいの取材案件をすべてお断りして、いつ産まれてもいいようにスタンバイしていました。

結果的に予定日から大きくずれることなく産まれたんですけど、仕事を断った期間中は、上の娘の世話をしたり、妻のサポートをすることに注力し、極力仕事はセーブするようにしていました。

フリーランスですから、もちろんその期間中の売上はほぼゼロだったわけですけど、休んだことを後悔しているか?と言えば、そんなことは1ミリもありません。むしろ、今でもベストな選択をしたと胸を張って断言できます。

なぜ僕は、がっつり休むことを選んだのか? もちろん一番は「子どもの誕生を見届けたい」という思いですけど、改めて冷静に振り返ってみても、産休をしっかり取得することは「きわめて合理的」だと僕は感じています。

以下、産休を取ることが「合理的」だと思う理由を挙げてみました。

<理由:その1> 家族のために働いているんじゃないの?

もちろん「仕事のために仕事をしている」という方もいると思いますが、家族をお持ちの方は、やっぱり家族を養うために仕事をしているわけですよね? で、家族のために仕事をしているにも関わらず、家族が一番大変な時に仕事を選ぶって、冷静に考えると矛盾していませんか?という話です。

<理由:その2> そんな大変な時に奥さんを助けないで、いつ助けるの?

奥さんにとって人生における最も大変な瞬間の一つが、出産です。その時に助けないでいつ助けるっていうんでしょうか? それでも仕事がしたいなら、それはもう「家族ではない」と言っているのと同じだと思います。

<理由:その3> 自分がピンチの時、助けてもらわなくていいんだね?

出産という一大事に奥さんを助けないのであれば、それはつまり、あなたが一大事の時には「助けてもらわなくて結構」と言っているのと同義です。別に貸しを作るわけではないですけど、相手は助けないで、自分は助けて欲しいと訴えるのは、いくらなんでも虫が良すぎるとは思いませんか?

もちろん、それぞれ事情はあるでしょうし、考え方も人それぞれです。僕の考えを押しつけるつもりは毛頭ありません。ただそれでも、本当に率直に「出産の時に時間を割かないで、いつ仕事よりも家族を優先するの?」と僕は思います。

■まとめ

あかんあかん、今回は世の女性たちからの好感度を上げるための記事みたいになってきました(笑)。でも、本当のことですよ。「産休を取るべし!」というのは、僕のうそ偽りのない本心です。絶対ちゃんと取った方がいいと僕は思います。

フリーランスになって良かったことは色々とありますけど、一番良かったのは自由に時間を差配できること。そして何より、家族との時間を最優先に考えた人生を、自分の手で選び取れることです。お金が儲かるということより、こっちの方が大きいかな。おかげで、学校行事などもほぼ皆勤で参加しています。今では娘たちから嫌がられることもありますけど(笑)

あと、投資をすべきは「自分」というのは以前にもお伝えしましたが、それと同じぐらい、いや、もっといい投資先は「パートナー」だと僕は思います。「釣った魚にエサはならない」ではなく、「釣った魚をしっかり育てる」ことが、自分をさらに幸せにする最も合理的な投資術だと思いますよ!

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