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FIREブームで儲けるのは、一体誰でしょう?

おはようございます、ひらっちです。いや~、忙しい、忙しすぎる、これは完全に失敗しましたわ。年末年始に勢い余って仕事を入れすぎました。

「フリーランスあるある」だと思いますが、ちゃんと「余白の時間」もスケジュールに入れ込んでおかないと、作業に遅れが出るたびに玉突き事故のように予定がずれて大変なことになります。「ぜひ!」とお願いされた案件ばかりなので、仕方がない面もありますが、それでも断るべき時は断らないと体を壊しますね。皆さんもご注意ください…。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! ちなみに最新記事はこちらです!

■2022年も「FIREブーム」がまだまだ続きそうな気配です。

あらためまして、ひらっちです。ちょっと久しぶりの更新となる今日は、「FIRE」について書いてみようかなと思います。

すっかりブームの様相を呈してきた「FIRE」。すでに皆さんもご存知だと思いますが、「FIRE」とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった造語です。日本語にすると「早期リタイア」に近いニュアンスの言葉で、「経済的自由を手に入れ、早期にリタイアすること」を意味しています。十分な金融資産を蓄え、そこから得られる資産収入で、働かなくても生きていける状況を作ることを指します。

FIREについては、過去にもたくさん書いてきています。以下の記事あたりが参考になるのと思うので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

こうやって振り返ってみると、結構書いてきていますが、当初から僕の考え方は一貫して変わっていません。

経済的自立を達成し、人生の自由度を高めることには意味があるけど、そもそも「自由に働けている」「やりがいの仕事ができている」のであれば過度に節約して目指すべきものではないし、早期リタイアにはそれほど大きな意味はないよ、というのが僕のざっくりとした主張です。

■バブルの裏には、バブルになってくれると得をする人がいる。

で、そんな最近のFIREブームには、ちょっと思うところがあったりします。「あまりにも加熱しすぎているんじゃない?」と思うからです。個人的には「FIERバブル」といった様相を呈してきている感もあります。

ひらっちさん、どの口がそんなこと言うんだよ! あんただって、FIREバブルの一端を担っている張本人じゃない!!

…はい、おっしゃる通りです!!(笑)

バブルの一端の担えるような影響力のある人間ではないので、上記のような意見をお持ちの方がいらっしゃったら「いやいや、そんなことないですよ」と反論したいところですが、バブルを煽っているという側面もあるかもしれませんね。

ただ、noteをご覧の皆さんに改めて考えて欲しいのは、このFIREバブルは、単に「FIREに興味を持つ人が増えている」ということではなく、「FIREバブルの裏に、バブルになってくれると得をする人がいる」ってことです。もしかしたらその一人が目の前の僕かもしれないので、皆さん、くれぐれもご注意くださいね(笑)

■なぜ最近「FIRE」の特集を組む雑誌が多いのか? その理由は…

例えば、最近では、経済誌が競い合うように「FIRE」を謳った特集を掲載しています。先日も「日経トレンディ」が1月4日発売の2月号で、FIREに関する特集を組んだばかりです。

なぜ経済誌はこぞって「FIRE」の特集を組むのでしょうか? 分かりますよね? そうです、「雑誌が売れるから」です。

そして、質が悪いのが「広告が取れるから」という理由です。ブームに乗っかる形で「FIRE」を目指そうという方は、おそらく大半が投資の初心者。そうです、「絶好のカモ」が普段見ることがないような経済誌を手に取っているわけです。

投資をして欲しい金融業界からすれば、これは「千載一遇の大チャンス」なわけで、そこに掲載される広告はどんなものになり、特集記事がそれを肯定するものなのか?はたまた否定するものなのか?…と考えたら、その後の展開はなんとなく想像できますよね。

■まとめ

もちろん、それなりのポリシーを持って編集を行っている有名経済誌であれば、クライアントに引っ張られて、間違った情報を掲載するようなことはないでしょう、いや、そうだと信じたいです。

ただ、それなりの「配慮」「忖度」が全くないかといえば…。そのあたりは正直、微妙なラインだと思います。僕は何事も疑い深い性格なんでね。おそらく皆さんは友達にはしなくないタイプでしょう(笑)

皆さんは、有名な「つるはし売り」の話をご存知でしょうか?

アメリカでゴールドラッシュが起きた時、大儲けしたのは、実際に金を掘った人たちではなく、金を掘るためのつるはしを売った人たちだった、というお話です。

ブームやバブルと言われる状態では、「つるはしを売る人」が必ず登場します。FIREブームでも、FIREを目指す人よりも、「つるはしを売る人」が一番得をしているかもしれない。そんな冷静な目で物事を判断することが大事ですよ!

僕もそろそろ「つるはし」を売ろうかな?(笑)

ところで、FIREを目指すあなたに、うってつけの情報がありましてね……

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