お屠蘇、ってどうしてますか?

 みなさま、元旦のお祝いはお済のころと思います。みなさまお屠蘇(おとそ)ってどうしてらっしゃいますか?

 ある時ふいに、「お屠蘇ってどうしてる?どうやって飲んでる?」と友だちが言ってきた。「うちは熱燗よ。」「えっ!」

 「だって、おせち料理って、キンキンに冷えてるものばっかりだし、温かい飲み物でないと、食べられないよ。」っと私。「お屠蘇って屠蘇散っていう生薬をお酒に入れるの、それがちょっと変わった味で、どうしてるのかなって思って。」なぬ!そんなものがあるのか!

 早速ググる。屠蘇散とは・・・、日本には元旦の朝、家族一同がそろって屠蘇酒を飲む風習があります。1年間の長寿健康を祈願する慣わしです。数種類の生薬を調合した屠蘇散(屠蘇延命散)を、清酒やみりんに一晩漬け込むお祝いのお酒です、とのこと。

 なんということだ、私は熱燗がお屠蘇、だと思って飲んできた。私の父はいつも、「熱燗を熱めで、ぬるかったら、おせち食べれん。」と言っていた。わたしも、そうだ!そうだ!元旦の寒い日、キンキンに冷えたおせちには熱燗が沁みる。元旦は熱燗に限るって、思ってた。しかし、世の中的には、屠蘇散なる、生薬を飲んでいたなんて・・・。

 習慣って怖い・・・。

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