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聴いてもらう価値はある。たとえお金を払ってでも!

「クマレル」って知ってますか?


一言でいうと、「お金を払って話を聴いてもらうサービス」です。

ただし、話し手も聞き手も素人でOK!

申し込みさえあれば、私のようなセラピストでも成功者でもない、何でもない人でも他人の話を聴いてお金がもらえる。

「取材の練習にピッタリじゃん!」と、思い立った私。

早速、聞き手として登録して早1ヵ月…


一件も応募が無い。なかなかハードルは高いですよね。


あなたはお金が払えますか?

「お金を払って話を聴いてもらう」

このハードルは非常に高いと思います。友達いないみたいで嫌ですよね。

しかし、私は自信をもって、お金を払ってでも聴いてもらう価値はあると思います。

みんな忙しいじゃないですか?

あなたを大切に想っている人でも、じっくり話を聴く時間はなかなか持てません。友達でも、親でも、恋人でも、夫婦でも、例外はありません。

話し手「話をゆっくり聴いてもらえなかった。あぁ、あの人は本当は私のこと大切じゃなかったんだ。」

聞き手「忙しくていつもゆっくり話も聴けなくてごめんね…」

こんなすれ違いが全国各地で多発していると思います。

悲劇ですよね。

話を聴くのは簡単なように見えて、実はかなりエネルギーと時間が必要なのです。話を聴いてもらえなかったからって、傷つく必要はありません。

ただし、そんな事情が理解できても、話し手にはモヤモヤしたものが残ると思います。

あなたとあなたの大切な人を険悪な関係にしないために。そこにお金を払う価値があるんじゃないでしょうか。


「傾聴」は立派なスキルです

話すこと、聴くことは人間なら誰でもできます。

でも、「傾聴」は誰でもできるわけではありません。


我の強い人には無理です。あなたにも経験があると思います。ただ気持ちを吐き出したいだけなのに、相談相手から「私はこうやって解決した」と自分の話にすり替えられたり、「大丈夫、きっとうまくいくよ」と最後まで聴いてもらえずに適当の励まされたりした経験が。


誰しも、誰かを理解するより自分を理解してほしいと思っています。

だから、自我を殺して傾聴に徹するのは、実はとても難しいんです


セラピストやコーチングが仕事の人にはできるかもしれません。

しかし、友人や恋人、伴侶にこの高度なスキルを求めるのはトラブルの元です。世の中には天性の聞き上手もいますし、親身になって聴いてもらえる場面もそれなりにあるので顕在化しませんが、「傾聴」は専門性のある立派なスキルなのです。


結論

今日の記事は、「話を聴いてもらえなかった」ことで、相手への信頼を失くしたり、自分に自信を失くしたりしている人に「そんなことないよ」と伝えたかったんです。


みんな、忙しいです。みんな、頑張って生きてます。


「話が聴いてもらえなかった」、そんな辛い思い出も、相手に悪気はないかもしれません。

だから、下手に勘ぐるのはやめましょう。

相手に大切にしてもらえているか?と、自分の話したい欲求は本来別のものです。

話したい欲求を満たすために、お金を払う価値はあるんです。じっくり聴いてもらうには、相手の時間を提供してもらう必要があります。そう考えるとお金を払う必要性も見いだせるのではないでしょうか。



追伸

というわけで、私のクマレルに応募してくれる方をお待ちしております。このご時勢、オンライン上で初めて会った人に自分のことを話す機会は、確実にビジネスの役に立つことでしょう!

人畜無害の32歳、あなたが気持ちよく話せるように最善の努力を尽くします。よろしくお願いいたします。










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