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クリスマス?忙しくて関係ないわ!

「忙殺」という言葉は、素晴らしい。「言い得て妙」です。
「殺される」なんて大げさに思えるけれど、今まさにそんな気分だもの。

年末は「繁忙期」

「ライティングの仕事に繁忙期なんてあるの?」と思われるかもしません。それが、あるのです。

社外報もパンフレットもチラシも「年内に完成させたい」というクライアントは多いもの。12月31日は仕事の区切りとして重宝されます。

それまでレスポンスの悪かったクライアントも急にレスポンスが良くなったり、そうかと思えば向こうも忙しくなって急に連絡が途絶えたり…とにかく、仕事のペースが崩れやすいのが年末の特徴。

私としても、なるべく仕事を持ち越して年を明けたくないので、時には徹夜して急ピッチで仕事を進めます。

しかし、今年は案件を抱えすぎた…。寝る間も惜しんで原稿を書き続ける日が、もう2週間近く続いています。

正直に言えば、期限に間に合わせられなかったこともありました。謝ってばかりの月でした。

フリーライターを初めて1年目の昨年末も忙しかったけれど、今年はその倍くらい忙しい。「2年目でよくここまで来れたなぁ~」と思う一方で、あまりにも膨大な仕事量に、時々絶望したりしています。

「スケジュール巧者」にならないとライターは死ぬ

「時間がない」と思うと、文章は死にます。視野が狭くなって発想力・構想力が落ちて、支離滅裂の文章になりかねません。一度こじれた文章は、書き直すより厄介。手が止まるとさらに焦り、さらに書けなくなり…最悪のスパイラルに突入です。

時間が無くなっても「急な仕事が入ったから仕方ない」なんて思っていたときもありましたが、それでは偶然性に仕事をゆだねることになります。

何より、クライントはそんな事情は知ったこっちゃありません。言い訳にもなりません。「こっちの連絡を無視していたくせに、急に催促しやがって~」と腑に落ちないところもありますが、お金がもらえるんだからそれは些細なこと。

提出した原稿が、大幅に書き直しになったというケースもありました。この修正作業なんて、時間が読めないですよね。納得してもらえるまで、えんえん書き直すしかありません。

ライターの仕事にはこんな不確定要素が付きまといます。

それでも期限を守らなければ、信用は落ちます。

だから、スケジュール管理が上手にできないのは死活問題です。具体的には、スケジュールに余裕を作ることが大切です。

カンタンに聞こえますが、実際はすでに手が回らないくらい忙しいので、余裕を作るのは至難の業でした。普通にやってたら無理です。仕事のやり方を大改革するくらいの手間が必要です。

・誰かに仕事を任せる(私の場合は同業のフリーランスに振りました)
・今までのルールを覆す
・集中力が切れても「まだいける」と自分の感覚を騙す

そんなこんなで必死で作り上げた「余裕」は、「消費する」、つまり遊びに使ったりするのがもったいなくなります。結果、仕事漬けに。

でもいつかは限界が来ます。モチベーションが激下がりして「なんのために生きてるんだろう?」とか、ヤバいことを考え出すように。こうなったら休まざるを得ません。

何が言いたいかというと、「やりたいこと・やらなきゃいけないことだけやった人生」と、「本当はやりたいわけじゃないけど誘惑に負けた人生」の差は想像以上に大きいということです。

そんな教訓を得た12月でした。フォロワーの皆さん、悔いのない人生を送れるように、お互い頑張りましょう!




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