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事業に大切な2つのポイント

事業を継続しながら事業をやめるには?でも少し書いたが、事業の立ち上げ、事業の継続、事業の終了と私が仕事をしていて、外したくない2つのポイントがあるのがわかってきた。

一つ目は自分の気持ちのチェック。
今どんな気持ちで、どういうことが快適でどんなことが不快か。できるだけ不快要素を取り除いて快適要素を増やすにはどう工夫すればいいか?
気持ちが乗らなければパフォーマンスは上がらない。

二つ目は法律のチェック。
例えば事業を立ち上げるとき、新たに打って出る業界ではどんな法律で規制されていて、どんな法律を遵守することが必要とされているか。特に許認可が必要かどうかはチェックする必要あり。
事業を継続する上で、法律違反しないようにどのようにチェックしていくか。
事業を終了する際には最も法律のチェックが重要になってくる。特に雇用関係の法律は外せないし、広範囲にチェックが必要になってくる。

法律の専門家の手を借りることはもちろんだが、自分たちの事業なのでどんなことをしているか、どう運用しているかは、自分たちが一番知っている。
その視点で、まずは当たりをつけて調べてから専門家には相談する必要がある。

もちろん、大企業であれば法務部門がやってくれることだが、小規模事業者にはそういう部門はないことが多い。それだけ法律違反したまま気づかずに事業をやっているケースは多い。弁護士・弁理士・司法書士・税理士・社会保険労務士・土地家屋調査士・海事代理士といわゆる士業の力を借りるのがよいと思われるが、特に事業の立ち上げ時は、それぞれの士業に都度依頼する金銭的余裕はないであろうし、事業固有の法律をもれなく洗い出してくれるとは限らない。その結果、小規模事業者は法律違反に気づかずに事業を続けてしまうというのが悲しいかな現実と思われる。

まずは書籍などを購入して、自分の関わる事業に必要な法律をしっかりチェックすることをお勧めする。その上で、最低でも弁護士と税理士には相談できる体制を作りたいものである。

ただし、それだけでは気持ちの方のケアは足りない。気持ちのケアと適用法律の調査、その両軸を行うサービスを現在試行中である。



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