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たまに登校したくない子の担任と保護者、結末

担任と保護者の間のコミュニケーションはできていたものの、その後、娘が先生の対応に不満を持つことが増えてきた。

何度か娘が先生とぶつかる中で、娘、担任の先生のそれぞれから言い分を聞き出す必要が出てきた。

年齢、経験、性格どれをとっても異なる2人なので、当然なのだが、先生から見た景色と娘から見た景色は見事に違っている。

片方から聞いただけでは適切な対応は難しい。
そうなると当事者の双方から話を聞いて、双方の思惑や食い違いのポイントを明確にする必要が出てくる。

大抵はこの食い違いが解決の糸口となっていた。

双方に相手が見ている景色を伝え、食い違いを解消すれば、うまくいかなかったことにも向き合い、乗り越えられた。

この体験を何度かしていくうちに、娘曰く友達との関係性や担任との関係性を攻略できた!と。

とはいえ、学校滞在時間が長いのは辛いらしく、最終的に彼女が選択したのは登校時間を遅らせて毎日登校するという方法。必然的に毎日学校に送りが必要に。
そうやって3学期は欠席0日になった。

卒業の時に娘が親に宛てて書いた手紙には、文面通りではないがこんな趣旨のことが書いてあった。

登校時間を遅らせて通うことを受け入れてくれたので、学校に通うことができた、母がいなければこうなっていなかった、ありがとう

6年生の担任が初めてあった先生も本当に大変だったろうなと思い、卒業式の日に声をかけると、なんと教師を辞めると言う。。

一方で、娘も私もコミュニケーションが全く取れなかった、4年生の時の担任の先生が、子どもたちとのコミュニケーションを心がけ、積極的に遊ぶ先生に変化したと、娘の口から聞けた。

娘のコロナ禍の小学校生活がこうして終わった。

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