ルールの手渡し方
世の中には沢山のルールがある。
仕事をしていて触れるルールには、法律、規約や規程といったものから、一般的なマナーまで様々。
特に社内外の関係者、顧客といったステークホルダーとの間でこれは意識しておいた方が良いよ、というルールはなるべく明文化して共有されてるといいな、と考えている。
と、ここまではよく言われてることではあるが、ルールを活かすも殺すも手渡し方次第だと感じている。
一番やってはいけないパターンは
「これ、読んどいて」と言うだけ。
ルールをそのまま読む、質問を受ける、というのはやりがちだが、もうちょっと工夫が必要に思う。
1.ルールに関わることを相手に話してもらう
2.ルールの意図とゴールを伝える
3.ルールの内容を事例とともに伝える
4.ルールについて質問してもらう
ざっくり言うと、こんな風な流れ。
実践してみて、相手の腑に落ちる感じがある。
できるだけ、少人数で一人一人に話してもらう。
話してもらう内容は、不安なこと、困ってること、工夫してること、やってよかったことなど、ルールにまつわることならなんでも。
お互いの話を聞きあって、参加者同士が気づくこともあれば、ルールを伝える方が気づかない視点で問題提起してくれることもある。
手間はかかるが、それだけの効果があると感じる。
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