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人は変えられないけど、自分は変われる けど辛い

話し合おうとしても、全く話し合いにならない。仕事でも家庭でも、そういうことはある。
どう伝えたら伝わるか、どんなタイミングで切り出せばいいか、など悩み、考える。

そういうときに陥るのが「なんでわかってくれないのだろう」「相手が悪いのか」「いや自分が至らないからじゃないか」などと相手と自分のどちらか、もしくはどちらにも、批判の矢印が向くことじゃないだろうか。

そんな時、七つの習慣の「インサイドアウト」を思い出す。

7つの習慣はスティーブン・R・コヴィー博士の著書で長きにわたりビジネス書として多くの人に読まれ、実践されてきた本。

「インサイドアウト」とは、簡単にいうと、自分の外部に原因や責任を求めるのではなく、
まずは自分の内面を振り返った上で外部に働きかける。他人や自分の外側の出来事を変えることは出来ないという考え方。

この考え方はいろんな考え方を説いた本や教えに出てくるので、きっと役に立つ考え方のはず、と思ってきた。

最近になって改めて、自分の考え方に固執した時ほど「インサイドアウト」を思い出すといいなと実感。

というのも、相手が年上だったり、いろんなことを知ったり、スキルを身につけてる人、人の上に立つ人であればあるほど、周りは的確な客観的意見を伝えにくくなるから。

とはいえ、人に変わって欲しいことってたくさんある。ほんと、山ほどある。そういう時、伝えてみるけど、伝わらない、受け入れられない、それどころか、痛い目に合う、みたいなことを経験すると、辛くて心の回復のためにスピリチュアルな方向に癒しを求めることになったりもする。

そんな時こそ、相手からまず離れる、頭の中から追い出す、変に自分にも相手にも向き合いすぎない、それが今は自衛策の一つと思っている。

さらにいうと、そういう事態でも深刻になりすぎず、だけど寄り添って聞いてくれたり、一緒にいてくれる存在があることが豊かってことかなと思う。



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