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テレビにまつわる家族会議に感じ考えたこと

GWの後半初日は、かねてから課題になっていた、「テレビや録画をめぐる争いどう解消するか」をテーマに家族会議でした。
我が家は夫、息子小6、娘小2の4人家族。

事前にそれぞれにテレビや録画をみる目的をヒアリングしたところ、
・気分転換
・情報収集
が主な目的として共通していて、
ほかには
・家族の中での共通の話題づくり
・知的好奇心を満たしてくれる
などがありました。

目的だけみると、ネット配信の映画をモニターに映してみる時代の今、テレビや録画は今や代替可能なのだなぁという気がしてなりませんでした。

とはいえ、今の課題はなんとかしたい。
ということで、家族会議。
小2の娘がリードしたい気持ちが強く、テーマの確認と紙への記録をしてくれました。

途中、娘が突然泣き出し、自分が何に不満をもったのかを、私たちに伝えられるようになるまで時間がかかったのが、印象的でした。

娘は
・自分がリードするつもりでのぞんだのに、いつのまにか話が進んでいたこと
・帰宅後、テレビを見る時間が限られてしまうこと
などに不満を持ったのですが、それを言葉にする前に感情があふれ出してしまったようでした。
大人のペースで進めるとついていけないんだね、ということで、一つ一つ丁寧に確認し、不満の解消の手段を選びとっていくと、落ち着いてきました。

そして、もう一つ印象的だったのが、息子の発言でした。
そもそもこの話し合いに消極的な様子だった息子。
理由を尋ねると、学校で話し合いのリードを散々やってるから、家ではあまりやりたくないということでした。

息子たちの学級の話し合いは、基本のシナリオが決まっています。
1.提案と理由を話す
2.対抗案の提案と理由を話す
3.出た案のメリット、デメリットを話す
4.デメリット解消にはどうすれば良いか話す
というプロセスを必ずふむ。
複数案採用できる場合、可能な限り出てきた案を採用するし、一つに絞る場合も多数決は絶対しない。

たしかに、このプロセスを丁寧にやると大変。このプロセスを経るから納得感を持って決められてるという実感も息子にはある様子。
そして、息子は娘が泣いた理由も実感があるようで、そうだよねと共感していました。

家族会議をちょこちょこやることで、家族でしっかり話し合って決めたいことが出てきた時に向けて準備したいと伝えたところ、ある程度は納得してくれたようでした。

ここでもまず、会議の本題の前に進め方や関わり方の不安や不満をしっかり出して、その上で本題に入る大切さを実感しました。
特に娘や息子のように、まず進め方に対して負の反応がある、それをどう受け止め、諦めず進めていくか、自分自身のあり方と深く関わっていると感じました。

自分が小学生の時にはもちろん、こんな経験はなく、子供達がどういう風に受け取ってるのか、今後どう活きていくのか、非常に興味深いなと思うのでした。

#ティール組織 #家族会議 #チームビルディング #うまくいかない

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