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【充電日記 #26、27】終わらない荷造りと格闘する日

充電26日目。
環境が変わるとあまり寝付けず、
早くに目が覚めてしまうのは昔から変わらない。

少し身なりを整え、ソファでぼんやりしながら朝の時間が過ぎるのを待つ。
ご旅行で、早くに家を出る旦那さんに挨拶。
しばらくすると奥さんも起きてきたので、パートナーを起こし
寝具の片付けをしてご自宅をあとにした。
(冷蔵庫の筍を忘れ、車で取りに戻った)

朝マックのハッシュドポテトがあつあつで美味しい。
定期的に食べたい…と思った。

家に戻ると眠気がひどく、もう一度ぐっすり寝てしまった。

午後、それまで引越しの荷造りを全然していなかったパートナーが
近くのお店から段ボールをかき集めてくると
ものすごい勢いで本を詰めていく。

預けるもの、送るもの、手で持っていくもの…
荷物の選別に時間をかけていた私は目から鱗だった。


充電27日目。
それでも、引越しの荷造りが終わる目処はつかない。
朝から糸島へ行きたいとパートナーがわがままを言う。
勘弁してほしい、と思う。
不機嫌な態度を取って、嫌だという気持ちを伝える。

結局夕方から近場へ、ということになり小戸公園へ行った。
潮が随分引いている。美しい日暮れを見たかったが曇り模様。

パートナーの今後の暮らしや展望について、話をゆっくり聞いた。

自分のことに必死で、福岡を出るつもりだと伝えたのも
かなりギリギリだった。仕事もあるのに迷惑をかけたし
きちんと向かい合えていなかった。

だんだんと暗くなり
行きたいカレー屋の営業時間が気になったので
その場をあとにする。
正式に付き合う前に行った思い出のカレー屋。
少し待って入店した。
野菜と糸島豚のスープカリーを注文。
冷えた体に染みた。格別に美味しい。

帰宅し、風呂を済ませると疲れていたのか
パートナーは明かりのついた部屋で寝てしまう。
明日はご両親も来て、荷運びしてくれるというのに
どういうつもりなんだろうか。

私は12時を回っても、キッチン周りなど
一つ一つ段ボールに詰めていく作業をした。
器はパートナーが新聞紙で包んでくれていたが
心配で、少し中を開いて確認する。
パートナーの器も若干混じっていたが、これはお餞別かもしれない。
またいつか一緒に暮らしたいと言われたが
そんな日は来るのだろうか。分からない。

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