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プロデューサーは大きく2つに分類出来る説

※この記事を読むのにかかる時間:約4分

ちゃす!
eスポーツ会社「ウェルプレイド・ライゼスト」でeスポーツ漫画Project「COLORLESS(カラレス)」を動かしているプロデューサーです。

ボクは自分の職種が「プロデューサー」なので、プロデューサーってなんだろうって毎日考えながら生きてます。
※本当は毎日じゃないけどずっと考えてるから毎日って事にしておきます

色んな業界にいるよね

プロデューサーって聞くとどんなものを思い浮かべますか?
やっぱり「つんく♂」とか「秋元康」とかを思い浮かべます?「鈴木敏夫」なんて渋い声も上がりますか?

「つんく♂」「秋元康」はアイドルのプロデューサーですよね。
「鈴木敏夫」はジブリ、つまりはアニメーション映画のプロデューサー。

他にもテレビ/アニメ/ゲームにだってプロデューサーはいるし、ボクらみたいなイベント制作会社にもプロデューサーは居ます。

「プロデューサーの定義」がずっと見つからなくて悩んでいるんですが、最近自分の中で「あぁ...2種類に分けると整理出来る気がする」と思ってのでそれを書き出してみます。

一次制作のプロデューサー

これが世の中で最もポピュラーなプロデューサー像な気がしています。
一次制作っていうのは、自分たちが商品のオーナーである、発注者であるって事です。
「つんく♂」はモーニング娘。、「秋元康」はAKB48、「鈴木敏夫」は各ジブリ作品。
皆さん自分たちの商品を持っています。

この一次創作のプロデューサーの仕事は、商品が世の中でヒットする為の戦略を考えたり、必要なお金を集めてくる仕事
アニメ制作とかだとイメージしやすいかもしれませんが、「人気声優を使ったほうが良い」とか「こんな商品とコラボさせよう」とか、そーゆーのを提案していくのがプロデューサーの仕事ですね。

一方で作品そのものを作っているのは監督。
なので自分のやりたいエゴを突き通したい監督と、多少媚びてでも売れる要素を入れないと作品が報われないでしょというプロデューサーが衝突するのはよく描かれますねw

売る為のあらゆる施策を組み上げるのが一次制作のプロデューサーの仕事です。
※お金と結びつくので悪役っぽく描かれがちですが、作品をヒットさせる為に身を粉にしている人でもあります

二次制作のプロデューサー

一方で、ウェルプレイド・ライゼストはこっちにあたると思っていて...
さっきとは逆で、自分たちは商品のオーナーではなくて、受託者であるケース。

例えばボクらの仕事は、ゲーム会社から公式大会制作を依頼されて作ったりします。当たり前ですが、ボクらはそのゲームの持ち主でもなければ、大会の持ち主でもありません。
大会を開催する為のスポンサー集め、つまりは資金集めはゲームメーカーの仕事であって、ボクらの仕事ではないのです。
※案件によってはそこも一緒にお手伝いするケースはある

これらを考えるのはゲーム開発側のプロデューサーです。

ボクらに関してはプロデューサーという名前がついては居ますが、やっている事は半分が「監督」みたいだなと個人的には思っています。
クライアントとやり取りをしながら設計図を描く仕事です。

おわりに

ボクが書いてる事が正解って事はないと思います!くれぐれも!
ただ、二次制作のポジションに居ながら実際にプロデューサーをやっている当人からするとこんな風に見えるよってお話でした。

世の中の大半の人が「プロデューサー」って聞くと一次制作のプロデューサーを思い浮かべるだろうから、自分の仕事を人に説明する時難しいんだよなw

でもこれからボクが「COLORLESS」を進めていくってなると、これは一次制作に当たるので、今までとやっていく事が全く変わってくるという事です。

頑張りまーす!


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