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正しい勉強法なんてない。それを知ると受験って面白くなる。

 こんにちは、サキカワです。今後noteで勉強について書いていくうえで前提として話しておきたいことがあります。


巷にあふれる勉強法の本


僕は勉強法に正解なんてないと思っています。


 大学受験界には、勉強法についての本は数え切れないくらいあります。

その1つ1つが「これは科学的な調査に基づいた勉強法だから〜」 とか言って、あたかもそれが正解であるかのように語っていることが多いです。

実際その科学的根拠というのは、あまり当てにならないです。確かにその方法でうまくいく人の方が多いかもしれないけど、合わない人が絶対にいます。


皆さんも一度くらい「〇大生が教える~勉強法」みたいな本を見たことがあるのではないでしょうか。僕も高校のころ、その類の本を読んで言われるがままにやっていたことがあります。

「脳科学の観点からみて、最適な復習のタイミングは〇日後だから、その通りに勉強しよう!」みたいな内容だったと思います。

しかし、これが全然合わなかった。

僕の場合、勉強に効率を求めようとすると途端につまらなく感じたんですよね。そうやって勉強の仕方をシステム化すること自体好きじゃなかった。だからそれやってた頃は勉強がつまらなかった。


結局そういった本に書いてあることは、著者にとっての正解ではあるけど、読者にとって正解とは限らないのです。

僕がこの手の本が嫌いなのは「〇大生」とか「科学的根拠(笑)」とかを使って、それがまるで万人にとっての正解かのように語っている点にあります。


そもそも勉強法がその人に合うかどうかって、考慮しないといけない問題が多すぎます。


性格、現在の学力、家庭環境、勉強に充てられる時間、すべて違うんです。なのに、「これが正解です!」とかおかしい。


いくら科学的根拠に基づいてる勉強法だとしても、それに固執するあまり僕みたいに勉強が楽しくなくなって、勉強時間が減ったら意味ないですよね?

だから僕が今後いろいろ勉強について書くと思うんですが、あくまで参考程度に見てほしいというのがあります。


昔は、勉強法には何か1つ正解があると思っていた


 僕の失敗談として、部活の先輩に勉強法を聞き、それを丸パクリして勉強しようとしていたことがあります。


高2の3月で、これから受験勉強をはじめるぞ!と意気込んでいた僕は、とりあえずいい大学に行った先輩の勉強法を丸パクリすれば受かると思い込んでいました。

その先輩はかなり早起きで、朝5時に起き、学校に行く前に1時間勉強するような人でした。

僕は朝が苦手です。5時に起きるどころか、しょっちゅう学校に遅刻してるような奴でしたが、それを実行しようとしていました。


こんなの失敗するに決まってますよね?


でも当時の自分はそれがわからず、

さらには失敗の原因は自分に根性が足りないからだ!と思っていました。


勉強法に正解なんてないんだと気づいたのは浪人してからです。


結局、自分に合った勉強法というのは自分で見つけていくしかないのです。


僕が勉強法をシェアする理由


 今これを読んでいるあなた、

「じゃあなぜサキカワは勉強法について書こうとしてるんだ?」

「自分で見つけるしかないなら、noteに書く必要なんてないのでは?」

と疑問に思ったはずです。それに答えます。


僕は勉強法をシェアすること自体は意味があると思っています。


他人の勉強法を知って部分的に取り入れたり、

それを参考に自分の勉強法をアップデートすることができるからです。そういう意味では勉強法の本にも意味があります。

使い方さえ間違えなければ、他人の勉強法というのは役に立ちます。


さいごに


 万人にとって正しい勉強法なんてないことを知ると、受験って面白くなると思います。


僕は受験始めたての頃、勉強法には1つ正解があって、それを探すことが受験に勝つ方法だと思ってました。その考え方だと、自分のやり方が正しいのか不安になって勉強がすごく窮屈になります。つまらなくなります。

勉強しながら少しずつ自分なりのを見つければいいわけで、気楽にやったらいいんです。

これは勉強以外のことにも言えます。


何か新しいことを始めようとするとき、本を読んだり、ネットで情報を入れると思います。

そういったものって大体すごい経歴を持ってる人が書いてるので「これ自分にもできるのか?」と不安になると思います。


僕は今、アメリカの大学院留学についての本を読んでるんですが、インタビューに載ってる人がみんな東大京大の出身で、正直うへぇってなってます。


でも何をやるにも、多分正解なんてないんです。


そう考えると気持ちがラクになってきませんか。


新しいことだって気楽に始めたらいいんです。これから自分が誰も知らない方法をみつけてやるぞ!って思ったらなんかワクワクしてきますよね。


それでは。

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