見出し画像

Xデザイン学校2021ベーシックコース#01(21/05/15)

初回講座の振り返り(気づきや学び)になります。

初回は「ゲームチェンジのためのサービスデザイン」の講義を聞いた後、既存企業のPDUモデルを書くグループワークを行いました。

弊社でも既にプロダクトメーカーからデジタルサービス会社への変革が進んでおり、プラットフォーム戦略がとられています。(私も開発に携わっています)
講義を聞いている中でうんうん、そうだよねと思う話もあれば、耳が痛くなる話もありました。

パーパスドリブン

プレ講義の振り返りで、「ユーザー中心の考え方だけでは不十分で、企業としての存在意義を言語化し、ビジョンを提示する必要がある」と書きました。今回の講義を受けて、パーパス(存在意義)が社外に認められることでユーザーから選ばれるようになり、投資されるようになる、ということを認識しました。

また、人間中心には2つのフェーズ(戦略と実装)があり、アート思考などを用いてパーパスを明確にし、デザイン思考などを用いて価値を提供する、という話が自分の中で腑に落ちました。
自社でもまだ技術重視の考え方や、新しい機能を売りにした提案書などをよく見かけますが、これからは企業のブランドを活かしながら、人間中心にサービスをデザインしていく必要があるのだと思います。

 PDUモデルとプラットフォーム

専門家が行うことを民主化することがプラットフォームとして重要であることを改めて実感しました。

自社では上から「プラットフォームを作れ」と言われるだけで、誰に何をどうやって提供するのか?という話はあまり議論されていない気がします。(各々思うところはあるものの、共通認識として共有されていない)
その中で、PDUモデルとしてP/D/Uを分割してプラットフォームのエコシステムを描くことで、今まで自分になかった視点でプラットフォームを見ることができました。
また、プラットフォームとしてどういったデータを取って、どう利用(ユーザーに還元)するのかは、多くの企業が抱える課題だと思います。ただユーザーが喜ぶだけではなく、ビジネスとしてスケールできるかどうかまで考慮する必要があります。

グループワークの講評で、「何でこの会社が上手くいっているのか?」、「だからこのビジネスモデルなんだ、と分かるものが描けていない」と繰り返されていたのが印象的でした。自分もワークの中でそこまで考えることができなかった(視点がなかった)ので、他社とどう差別化しているのか?どんなビジョンを持っているのか?を考えるトレーニングが必要だと感じました。

最後に

改めて自身のノートを見返すと、色々な疑問点が出てきます。

  • ゲームチェンジをするためには、会社のパーパスを超えるようなサービスを提案する必要があるのではないか?

  • パーパス/ビジョンドリブン → 様々なしがらみがある大企業でどう実践するのか?(強力なトップダウンが必要だが、、)

動画を見返しながら内容を消化していきたいと思います。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?