My Favorite Music

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今年ボロ泣きした2024年の曲(~4月)

泣いたかどうかは表面的なステータスでしかないのでめちゃめちゃどうでもいいのだけど、とにかく私が鑑賞中に生理的な反応をどうしても我慢できなかった、心が激しく動かされた、ありがとうの想いで胸一杯満たされた、私にとってそんな2024年の音楽を4月終わりの時点で6選。 (既に何かで別のトピックで投稿した作品は除く。) Adrianne Lenker - 'Fool' (from Bright Future) 芸術が何かは分からないけど、私にとってそれは '作り手の実感によって孤

    • 「新しい音楽なんかどうでもいい」を覆す新しさ

      ※「新しい音楽を聴かないなんてダメだ」という内容の記事では全くないです(むしろ逆) 退屈な時間をなるべく避けたい。例えば、自分の関与が掠るくらいしかないプロジェクトのオンラインミーティングの時間とかがそう。(内職すればいいでしょって話だけど、そもそも仕事する気がそんなない汗)そんな意味の薄い無駄な時間を過ごし続けるのは嫌だから、そんなとき私は頭の中でギターを弾いたり、映画を作ったり、自分にとってワクワクするお題を立ててたくさん妄想しているのだけど、そんな中最近アツイいのは、

      • 気分が悪くなるものなんかクソほどどうでもいい(Morgan Harper-Jones感想)

        2024年3月22日、心に沁みる感動作を創り出し続けるAdrianne Lenker(Big Thief)と、私が音楽で1番好きな感情的作用の神秘性を完全に体得したJulia Holterと、2020年の音楽のこれ以上ないほどの象徴になったみたいなWaxahatcheeと、私にとって最上級に素晴らしいアーティストたちがこぞって新譜をリリース。もし週間で自分の大好きランキングを作ろうことなら3月4週目は上述した3組が同率1位になる以外に考えられない…….のに、なのに、その鉄壁の

        • 超個人的に選ぶ『失恋した時に聴きたい曲』5選(温)

          サブスクがまとめてる失恋ソングのプレイリストとかの方が多くの人に当たると思うけど、ここでは個人的にぶっ刺さるもの5選 5. PUP - "Can't Win" from The Dream Is Over (2016)聴くと心臓が張り裂けそうなくらい悔しさが掻き立てられる曲。挑戦的なことを言うけど、彼らのこの敗北のエモを聴いて平然といられる人がいるなら教えてほしい。悔しさはもともとセンチメントとは少し違って、やるせない気持ち悪さの何か病んだ感情や、ときにはもっと認められない

        今年ボロ泣きした2024年の曲(~4月)

        • 「新しい音楽なんかどうでもいい」を覆す新しさ

        • 気分が悪くなるものなんかクソほどどうでもいい(Morgan Harper-Jones感想)

        • 超個人的に選ぶ『失恋した時に聴きたい曲』5選(温)

          2023年の大好きなエレクトロニカ(温)

          いつも自分のバカさにうんざりする。だから賢い人が好き。「私も賢い人になりたい」って四六時中頭いい人に大きな憧れを抱いている。エレクトロニカが世界で最も大好きなジャンルの一つである理由は主に知的でクールでカッコイイからだけど、その知的な音楽性は頭いい人に憧れてる私にとって人格の潜在的意識のレベルから本能的に惚れるものである気がする。 2023年の大大大好きなエレクトロニクカアルバム10枚を順不同で(順不同で!) Airhead - "Lightness" 人類が創作した音

          2023年の大好きなエレクトロニカ(温)

          2023年の大作アクション振り返り(温)

          映画の感想記事。 (ネタバレを含んでる) ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE"イータン" 1番好きなシーンは敵のガブリエルがポケットの鍵取られて「イーサン」の発音が「イータン」になっちゃうところ。悔しすぎて取り乱すあまりイーサンのサン(than)の部分が訛り(?)全開になっちゃう感じ、それまで強敵な印象だったのが1本取られてザコ化するギャップと、シンプルに"イータン"って発音そのものもが可愛いのと、それらが複合して完成される総合的な≪ポンコツ感

          2023年の大作アクション振り返り(温)

          『マイ・エレメント』22回観て感想

          8/15現時点で22回鑑賞してる。 8/4の公開前に前売り券を1枚しか買わなかった先々週の自分を心の底からボコボコにしたい。 【ネタバレなし】(私的)映画の概要私的にマイ・エレメント(Elemental)は、ズートピア(2016)で描いた「異なる種族たちの共存」と、ソウルフル・ワールド(2020)とかストレンジ・ワールド(2022)で描いた「スピリチュアルなモチーフのファンタジー」と、ひな鳥の冒険(2016)とかアナと雪の女王2(2019)で培った「自然の徹底的リアル」と、

          『マイ・エレメント』22回観て感想

          2020年代の音楽シーンってこう?

          (後で消すかも) 今朝Current Joys聴いてたらびっくりしてなんか無性に書きたくなった 笑 昔がどんな時代だったのか、今がどんな時代なのか、これからこの先どういう時代になるのか、未来のこと考えるのって好き。例えばアイドル、モーニング娘→AKB48→乃木坂46ってトレンドの傾向を見ると男性の好みってハピハピで明るい系女子からどんどん清楚系女子になってるの?とか。そうすると男性の全体的な精神状態の推移とか見えてきたりする?とか、今後はAIで人間の汚いところ全く持たないよ

          2020年代の音楽シーンってこう?

          Fuji Rock Festival '23感想(温)

          もし私が今回のフジロックのスローガン的なものを後付けするとしたら、「~いつまでも心に残る夢のひととき~」とかの路線ではなく、「楽しい!楽しい!楽しい!!!」って感じになると思う 笑。前回はJack Whiteの一線を超えるみたいな鳥肌モノの熱狂と洗脳のSeven Nation Army合唱で「マスクライブの終わり」をハッキリと自分の感覚の中に手に入れることができたのだけど、今回はそれをあたりまえの状態にしてあたりまえのようにハジけられたし、Louis Coleとかきゃりぱに象

          Fuji Rock Festival '23感想(温)

          約束のネバーランドの大好きなところ3つ

          「Faye Websterが約束のネバーランド好き」っていうのを知ってめちゃめちゃびっくりした...!!"大好きな人が自分の大好きなものを大好き"ってすごくすごくいい。笑 ということで、ざっくりめちゃ簡単に私的約束のネバーランドの大好きポイント3つを述べる。(※途中ネタバレあり) あらすじ(ネタバレなし)メインの登場人物は、頭にぴょんと飛び出た髪が特徴的な活発系ガールのエマ(通称 : 触覚)と、胎児の頃から記憶を持っているという特殊能力所持系の知識派レイ(目つき鋭い右)、

          約束のネバーランドの大好きなところ3つ