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春の交通事故を目撃したのです(雑談)

※悲しい話ではありますが、さほどエグイ話でも衝撃的な話でもありません(たぶん)。


今朝、交通事故を目撃したのです。
仕事に向かう車の中、対向車が不意に変な動きをしたので、あれ?と目をやった瞬間でした。

対向車の前に一羽の鳥が舞い降りてきてしまいました。

あっ と思った瞬間には、どうやらぶつかっていたようです。
不思議なもので、わたしの前には2台車が走っていたのですが、全員が目撃したような雰囲気がありました。運転中で、特にブレーキランプや動きもないんですが。
ふらふらと鳥は地面へと落ちていきました。対向車は走り去ってしまいました。

ひき逃げですね。

でも相手は鳥なので、仕方ないかもしれません。

わたしが通過するときに、何の鳥か確認をしようと目を向けました。まだ羽をバタバタしていたので生きていると思いました。
鳥はキジでした。メスのキジです。

今日は特に暖かくなってきたので、外に出てきたのでしょう。
このあたりでキジを見かけることは珍しくありません。

2車線道路の、1車線のうち、ちょうど真ん中に落ちたキジは、このままではもっと轢かれてしまうかもしれないな、と思ったわたしは通り過ぎてからUターンをすることにしました。

せめて、道路わきに寄せてあげたかったのです。

そして車をUターンさせ、キジがいる方へと進もうとしたときにもう一羽の鳥を目にしました。

オスのキジでした。

ああ、と思いました。

キジはつがいだったのです。

オスのキジは舞い降りてきて、メスのキジの周りをうろうろしています。
車が通るたびに飛んで行っては様子をみているようでした。

わたしは車を道路わきに停め、ハザードをつけて、キジのもとへと駆け寄りました。

キジはもう動いていませんでした。
目は開いたまま、ピクリとも動きませんでした。春の風が羽をゆすっていました。

万が一、生き返ってくれればいいけれど…と思いながら、抱き上げました。当然ですが、温かかったです。

道路わきには、休耕田があったので、車の影響がないその休耕田のあぜのところへそっと置きました。その数メートル先に、オスのキジが降りてきて見ています。

わたしにできることはないのです。

わたしはその場をあとにしました。あのオスのキジはどう思うのだろう。
手にはあのキジのぬくもりが少し残っていました。



補足:
よくある田舎の風景なのです。
生きかえるかも、という可能性に賭けて、道のわきへと移動させましたが、たぶん本来は動物の死骸などは市役所などへ届け出るほうがベターなんだと思います(周りの人が言っていた&未確認ですが)。
田んぼ(休耕田)の持ち主の方にはすみません。
あと個人的な感情ですが、よくヘビもひき逃げされてますが、ヘビは助けられないなーやっぱり。

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本名ではありません。昔のバイト先で「君はシーラカンスみたいだね」と言われたのがはじまり。しいらって書くと椎平になりました。年を重ねて胸に留めておきたいことも、伝えたいこともだんだん見えてきたお年頃。noteで何かしら伝えられるといいなと思っています。ただの一般人です。
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