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緊張を増すアルメニアとアゼルバイジャン


6月15日、アゼルバイジャンの国境警備隊がアルメニア領土内に侵入し、アゼルバイジャン国旗を掲げ、これにより両国の国境警備隊が衝突。1人の兵士が負傷した。


アルメニアとアゼルバイジャンの国境を隔てる橋


旗を持ち、橋を横断するアゼルバイジャン国境警備隊


橋を横断し、アルメニア国土内が旗を掲げようとするアゼルバイジャン国境警備隊


旗を掲揚してる際にアルメニア軍に発砲を受け、退避するアゼルバイジャン国境警備隊。この際、一名が負傷した。


アルメニアとアゼルバイジャンの主要国境にはロシアの平和維持部隊が投入され、治安維持に努めているが、2023年4月よりアゼルバイジャン軍によるラチン回廊で検閲場が設置され、その後、革新派アゼルバイジャン軍グループにより国旗侵害がされたものとされる。

ナゴルノ=カラバフ戦争は4回に渡る停戦合意の結果、合意に至ったが、2022年のアゼルバイジャンの民兵組織による威嚇行為や、2023年のアゼルバイジャン軍側による検閲所の設立などで両国の緊張は増している。

ロシアが親ロシア派併合四州に対し兵力、軍事力を割いてる中、背後からイスラエルがアゼルバイジャンに再度軍事提供する形となれば、第三次ナゴルノ=カラバフ戦争が起こりうるかもしれない…

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