イスラエル軍とエジプト軍が軍事衝突

5月27日、ラファ近くの国境付近でイスラエル軍とエジプト軍の衝突が起き、エジプト軍兵士が死亡した。


イスラエルメディアは、イスラエル軍がエジプト軍に対し「警告射撃」をし、エジプト軍兵士2名を殺害したと報道した

同時に、レバノンに拠点を置くテレビ局アル・マヤディーンはエジプト軍の誤射に対し、イスラエル軍が報復射撃を行ったと報道した。

(アル・マヤディーンはヒズボラが設立したテレビ局である。)

両国は第一次〜第四次中東戦争から45年間平和が保たれていたが、ラファ地区からの難民のエジプトへの流出でエジプト軍は10日7日以降、国境付近を強化している。

5月27日までは、国境を強化したエジプト当局とイスラエル軍の衝突はなかったが、ラファ地区へのイスラエル軍の地上作戦、空爆の範囲が広がるにつれて、パレスチナからの難民流入を防ぐために更なる国境強化をエジプト当局は取るであろう。

避けたいシナリオは、敗戦したハマスがエジプトに逃亡し、エジプトへの空爆をイスラエルが行うことだ。

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