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兄弟でワールドカップ選手!vol.2

前回はスイスの選手を紹介しましたが、兄弟でアルペンスキーワールドカップに参戦している選手まだまだいますー!


Read(CAN)リード兄弟

カナダの2世兄弟レーサー!リード兄弟です!お父さんは、”Crazy Canucks” クレイジー・カナックスと呼ばれたカナダの滑降(ダウンヒル・DH)チームの一人だった、Ken READ ケン・リード!

Erik Read(CNA)エリック・リード(兄)

ベビーフェイスな32歳のエリック。やさしさと人のよさが顔ににじみ出ていませんか?!2011年にワールドカップデビューしてから年取ってないのでは?というくらい変わらない笑顔!

こんなにさわやかでやさしい笑顔ですが、体はアスリートそのもの。そのギャップがまたいいんですねー。

リード兄弟もそろってアトミックのスキーでワールドカップを戦っています。

回転(スラローム・SL)、大回転(GS)が主戦場で、とにかく見た目通り?!滑りもすごく柔らかく、安定しているので完走率が高いです。

必ず2本目に残ってくる高いレベルで安定した滑りがおばさんは好きです!エリックがバランス崩したり大きなミスをするところを観た記憶がないですねー。

チームメイトで一緒に戦っていたトレバー・フィリップ※が引退してしまったので、カナダの技術系リーダーとして頑張ってほしい!カナダチームはエリックにかかってる?!2023-2024シーズンも注目ですよ!


※トレバー引退についてはこちらの記事で紹介してます!ぜひ読んでみてね。

Jeffrey Read(CNA)ジェフリー・リード(弟)

24歳の弟はジェフリー!お父さんと同じく、スピード系種目の滑降(ダウンヒル・DH)とスーパー大回転(スーパーG・SG)で戦っています。

兄のエリックとやはり顔は似てますねー!とくに笑ったときが!

ジェフリーのワールドカップデビューは2018年でした。滑降(ダウンヒル・DH)の最高順位は7位。スーパー大回転(スーパーG・SG)は、2022-2023シーズン最終戦へ進み、自身初となる5位!

スピード系種目は1本のみの一発勝負。30位以内に入ったらポイント獲得です。獲得したポイントによるランキングで25位までに入らないとワールドカップの最終戦に出場することは出来ません。

その狭き門をくぐり抜けてシーズンを有終の美で飾ったジェフリー、さすがケン・リードの息子!クレイジー・カナックス魂ですねー。

カナダでは、例年Lake Louise(CAN)レイクルーズでスピード系種目が開催されていますので、ファンは地元での活躍を期待しているでしょうね!※

2023-2024シーズンもジェフリーに注目してください!

※2023-2024シーズンのFIS Alpine公式スケジュールが公式Instagramで公開されたものから変更になっているかも?!こちらの記事でも紹介しています。

Haaser(AUT)ハッサー姉弟

オーストリアの姉弟レーサー、ハッサー姉弟!2022-2023シーズンでは、世界選手権で大活躍でした!

こちらも姉弟そろってフィッシャーのスキーでワールドカップを戦っています!

Ricarda Haaser(AUT)リカルダ・ハッサー(姉)

おばさんは男子のレースを中心に観戦しているので、実はお姉さんの存在を知りませんでした。このときまでは・・・。

自身のInstagramに投稿してくれている通り、2023年Courchevel Meribel World Championships(FRA)クールシュベル・メリベル世界選手権のアルペンコンバインド※2 で銅メダル!

表彰台に乗って名前を呼ばれているのを観て、「あれ、ハッサーってもしや・・・」と思ってみてみたらやはり姉弟でしたー。

お姉さんのリカルダは29歳!ワールドカップデビューは2013年。デビュー当時は、回転(スラローム・SL)と大回転(GS)が主戦場でした。

現在の主戦場は、スーパー大回転(スーパーG・SG)と大回転(GS)。ポイントを獲得出来なかったレースが少なく、安定して高いレベルで戦っています。2022-2023シーズンではポイント獲得出来なかったのは、たった2レースだけ!

ワールドカップの個人種目でも表彰台に乗ったことはなかったので、世界選手権での銅メダルはすごい!大舞台に強いんですねー。

元々、回転(スラローム・SL)でワールドカップデビューしていますから、コンバインドで表彰台は納得です!

Instagram投稿は少なめですが、見た目はすごくかっこいいけど滑りは膝が柔らかくなめらか・・・なんだかこのギャップが好きです!

2023-2024シーズンも注目ですね!

リカルダ・ハッサーのHP

※2 滑降(ダウンヒル・DH)と回転(スラローム・SL)の合計タイムで競う種目。

Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー(弟)

24歳の弟ラファエル!このやさしげなまなざしがおばさんたまりません。おばさん的、オーストリアチームの最推しかも!

なんと、弟ラファエルも2023年Courchevel Meribel World Championships(FRA)クールシュベル・メリベル世界選手権のアルペンコンバインド※2 で銅メダル!

お姉さんと同じ大会、同じ種目で同じメダル!すごくないですか!?世界選手権では、この姉弟銅メダル獲得が話題になりました。

FIS Alpine公式Instagramでもこんな投稿が!

こうして比べてみると滑り方はお姉さんとそっくりー!膝の使い方が柔らかくて、攻めてる感じがしないのに雪上にはりついてなめらかなターン!速い!

ラファエルのワールドカップデビューは、2020年。本格デビューの2020-2021シーズンはコロナ禍で大変な環境ではありましたが、スーパー大回転(スーパーG・SG)で表彰台まであと一歩の4位と大きな結果を残しました。

2021-2022シーズンは、ボルミオでのスーパー大回転(スーパーG・SG)で2位表彰台も経験。お姉さん同様、高い確率でポイント獲得し、どんどんランニングを上げてきています。

ラファエルは小さい頃から、F1が好きでフィンランド出身のドライバー、キミ・ライコネンのファンなんだとか。彼の考え方やメンタルに影響を受けているようです。もっとこんな話も聞けたらうれしいなぁー。

おばさんの推しラファエル、はにかんだ笑顔がすごーくステキな選手なのでみなさんもぜひ応援してくださーい!


この他にも兄弟でワールドカップを戦っている選手はたくさんいます!これまでとつづきの記事もぜひ読んでみてね。

この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。

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