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メガネ初恋【毎週ショートショートnote】

小学校高学年の頃、私はメガネに恋をした。
初恋だった。
メガネをかけてた人ではなく、相手はメガネだ。
物質としてのメガネではなく、メガネという概念と言った方が正確かもしれない。

小学生の私にとってメガネは崇高なアイテムだった。
今は小学生前でもメガネをかけている子はいるが、私が子どもの頃はほとんどいなかった。

メガネをかけるだけで、頭がよさそうに見える。
実際、学年でも成績トップクラスの自分にぴったりのアイテムだ。
メガネの人は3割増しカッコよく見える。
今の自分とは違った世界への扉が開かれるはずだ。
洗練された自分になれる。

成績は良かったのに夢想の世界の住人だった私は、今思えばちょっとイタい。
恋焦がれたメガネを手にするため、暗い中で本を読んだり携帯ゲーム機で遊んだりした。

効果は覿面。
すぐに視力低下し念願の相手を手中に収めることができた。
当時は夢心地でほぼ一緒に過ごした。

だが5年後には想いが冷める。
次の相手はコンタクトレンズだ。

(410文字)


こんにちは。羽根宮です。
たらはかにさんの【毎週ショートショートnote】に参加しました。
お題は「メガネ初恋」です。

眼鏡ってどう思いますか?
羽根宮はメガネ男子萌えです。
メガネ女子も好きです。

そして上の話は割と実話です(^◇^;)

まさかここまで目が悪くなると思いませんでした。
とにかく本ばかり読んでいましたし、裁縫とか編み物とか細かい作業が好きだったので、目も悪くなるだろう生活をしていましたが。

小学生の頃の私よ、一番上のランドルト環が全然見えないのは日常生活に支障を来しまくっているぞ。

実はつい先日、眼科に行きました。
あまりにもドライアイが酷く、目が疲れやすかったので。
そこで言われたのが、コンタクトやメガネは遠くを見るのに合わせられているけれど、PCや読書にもの作りなど、近くを見る時間の方が多くて、近くにピントを合わせるために目の筋肉に負荷がかかっているとのことでした。

そこで、近くを見るためのメガネを作った方が良いということになりました。
(基本的に家ではメガネ、外出時にコンタクトなのです)
コンタクトをした状態で近場を見るには、老眼鏡を使ったら目が楽だとか。
老眼鏡は100均でも売っていると言われました。

そんなわけで、今月中に処方箋をもらって、近くを見るためのメガネを作る予定になっていたところにこのお題です。
タイムリーで驚きました。
今ここに書いていることは、今度noteに書こうと思っていたことなんです。

あ、裏お題は「メガネ冠婚葬祭」なので、次もメガネです。

小学生の頃の私は安易に目を悪くしましたけれど。
お金もかかるんだぞ、当時の私よ。
とか言いながら、どんなフレームがいいかな~なんて思っている羽根宮です。

最後にメガネ男子萌え羽根宮の、メガネ男子好きな方にオススメの漫画を貼っておきます。

ホント、キュン死しますから!
メガネ男子好きな同志の方、読んで!!
そして語りたい!

ここまで読んで下さって、ありがとうございました。
羽根宮でした。

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