見出し画像

これまでの人生の苦しみには、大事な使命が眠っている

自慢じゃないけど、私の30年間の人生は、苦しかった記憶の方が多い。

高校時代、父のプー太郎化により家庭の困窮を目の当たりにしたり、就活で80社にお祈りされたり、仕事初めて2〜3回ほど精神を病みそうになったり。


いやいや、本当は、その間にも、瞬間瞬間で楽しかったことや嬉しかったこともたくさんあるんですよ。

でも、その根底にはいつも「苦しさ」が横たわっている感じがあり、全体的なイメージとしてそうなっている感じなのです。
色で表すなら、「ぼんやりとしたグレー」という感じ。


こんな感じだったので、ずっと「人生楽しそうな人っていいな〜」と思ってきたわけですが。

でも、今は、「これで良かったんだな」と自分の人生を静かに受け入れられている感覚があります。


私は、自分が自己否定して頑張ってきたタイプだからこそ、同じような人の気持ちがわかる。
そのおかげで、後輩からは「人生で悩んだら博美さんに相談したいなって思う」と言ってもらえたりします。

だから、最近は、私は「そういう役目なんだな」と思って受け入れています。


世の中にはいろんなタイプの人がいて、私みたいに人の悩みを癒して昇華させる人、人を笑わせて元気にさせる人、世の中にはないものを作り出していく人、それぞれの役目があります。

私は、世の中の人全員、本当は生まれ持って何かしらの役目を持っていると私は思うですが、それに気付けるかどうかはまた別問題。

じゃあ、どうやったらこの役目に気付けるかというと、どこかで強烈に意識する体験が必要なんですよね。

だから、自分が過去の人生でもがいて悩んでいたものって、その役目に気付くための必要な経験として与えられているのではと思っています。


実際、キャリアコンサルタントとして人を見てきた中でも、人生前半での苦しみを自分の「役目」として昇華できている人は、すごく力強いエネルギーを纏っていますよね。


だから、自分の苦しかったこと、悩んでいたことがあれば、積極的に向き合ったらいいと思う。

それを自分の中で受け止めることができたら、きっと誰かの勇気になるから。

そう思ったら、人生捨てたもんじゃないですよね。

記事を気に入っていただけたら、サポートお願いします!いただいたサポートを元に、いろんな体験をして感じたものを表現していきます。