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後輩育成に必要なスキルとは?企業が取り組むべき3つのポイントも

こんにちは、WorkWithプロジェクトです!
過ごしやすい初夏の季節。新潟市でも半袖で過ごす方の姿を多く見かけるようになってきました。新緑の香りが漂うこの時期は、なんだかオフィスへの足取りもいつも以上に軽くなるような気がします ♪

先日、WorkWith米山・本町でイキイキと働く入居者様のインタビュー記事を更新しました。 入居するきっかけなどについて深掘り! 新規二社の記事他、過去、合わせて五社の入居者様にお話を伺っています。ぜひお読みください!

入居者インタビューを読む

後輩育成に最適な時期は今!

さて、今回のテーマは『後輩育成』です。
業種にもよっても異なりますが、5~6月は業務が比較的少ない時期であり、後輩育成のために最適な時期です。

5~6月に行うメリットとしては、実務で必要な専門知識やスキルを習得した上で研修に臨むことができる点が挙げられます。特に大企業や一部の総合企業では、4月の研修後に配属部署が決定することがあるため、配属部署や個々の新入社員の業務内容が確定した上で、より実務に焦点を当てた専門的な研修を実施することが、効果的な後輩育成につながります。

部下の育成は上司、管理職の重要な役割のひとつ!
育つことで生産性の向上や高いパフォーマンスを発揮するチームとなり、企業の利益に繋がる…とは言え、はじめての後輩育成はなかなか上手くいかないですよね。

後輩を育成する際に上司や管理職が失敗に陥るには、さまざまな原因があるとされています。

管理職が自身の業務も抱えている場合は、後輩育成に時間が取れず、自分自身の仕事を後輩に任せることができないという負のスパイラルに陥る可能性が高いとされています。後輩社員からも、「忙しい上司に相談するタイミングがわからない」「報告や相談のタイミングが難しい」という悩みが多く、結果的にコミュニケーション不足に陥ることで、いつの間にか後輩が離職してしまったということにも。同時に、後輩の個性を理解し、お互いにどんな価値観を持っているかを擦り合わせることも、育成には必要な時間となります。

一方で、上司自身も十分にマネジメントスキルを十分に学んでいなかった場合、自分の経験から受けた指導方法の体験のみを元に、育成を行うしかありません。そうしたマネジメントスキルの不足から、フォローやフィードバックが適切に行われず、後輩育成の失敗に繋がってしまうのです。


後輩育成に必要なスキルとは?

では、上記で挙げた失敗の原因を意識した上で、上司や管理職にはどのようなスキルが求められるのでしょうか?

ひとつめは『現状や課題を明確に把握する力』です。チームや社内の課題を見つけるには、現状を正確に把握する能力が必要になります。組織の構造や各ポジションの業務を理解し、必要な人材と育成プランを考えられることは、上司に無くてはならない能力です。客観的な観察だけではなく、現場で働くリーダーやメンバーの生の声をヒアリングすることも行いましょう。

現状や課題を明確に把握した後は、『目標や計画を管理する力』が必要となります。あまりにも実現が難しい目標や計画を設定することは、社員のモチベーションを維持低下に繋がってしまいます。無理のない目標を掲げ、達成感を持たせることで効果的な育成を実現させましょう。

加えて後輩育成にあたる上司は、物事の本質を見極め改善点やリスク回避に繋げる『クリティカルシンキング』と、物事の原因と結果を正確に把握する『ロジカルシンキング』の思考を持ち合わせていることが必要とされます。与えられた後輩育成という任務をただこなすだけではなく、そのプログラムが現状に即しているのか、該当の後輩に適しているのかなどを考え、より効果的な結果を導くために行動できる能力が求められます。

企業全体で行うべき取組み

後輩育成は、担当の上司だけに任せるだけではなく、上司のフォローも大切です。マネジメントに必要なスキルを学ぶための研修を行ったり、メンター制度の導入、上司・管理職同士の情報交換の場を設けるなど、企業全体として後輩育成に取り掛かりましょう。

退職者が多いとされる6月。新人研修を頑張る新入社員や、教える側の中堅社員を定着させるためにも、今一度、育成環境を見直してみてはいかがでしょうか?



運営会社  株式会社ヒロセの賃貸

新潟の不動産の賃貸および管理事業を行う。
具体的な事業内容は、賃貸家賃保証業務の受託、駐車場の管理、土木建築工事の請負、ビル管理及びビルメンテナンス業務、損害保険代理業、スポーツ施設の経営、維持管理に関する業務など。

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