事業継承という選択肢で新潟市に暮らす
こんにちは、WorkWithプロジェクトです。
最近、事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライトが、新潟市に特化した後継者を募集する特設ページ「relay the local 新潟市」を開設したという情報が出ました。
地域創生を軸として働きたい!
『就業』や『起業』に次ぐ選択肢として、『事業継承』という第3の選択肢は、そんな気持ちのある人にとって今注目して頂きたいワードです。
事業継承とは
事業継承とは、会社の経営権を後継者に引き継ぐことです。
近年、中小企業・小規模事業者の経営者の高齢化が進むなかで、事業承継は重要な経営課題になっています。
事業継承で引き継ぐものは『人』『資産』『知的資産』の3つ!
3つの項目には以下の要素が含まれます。
『人』とは、経営にあたる後継者のことを指します。
全国的にこの『人』が見つからず、事業を引き継げないことから廃業するケースがだんだんと増えてきました。
『資産』が、その企業の株式や資産、資金など、目に見えるものに対し、『知的資産』とは目に見えない資産です。
それまでの経営者が築き上げた人脈や顧客との信頼関係、従業員の技術・ノウハウなど、中小企業における価値はどちらかというとこの『知的資産』をどう引き継ぐかが大事なポイントになるそうです。
relay(リレイ)のサービスについて
2021年度版の中小企業白書によると、2020年の中小企業の休廃業・解散数は年間約5万件だったそうです。
『事業継承をオープンに。』を合言葉に運営されている「事業継承マッチングプラットフォーム relay (リレイ)」では、望まない廃業を少しでも減らすために、オープンネームでの事業継承を行っています。
今回、新潟市に特化した後継者を募集する特設ページ「relay the local 新潟市」では、既に8件の案件が募集中。内容も製材業者、自動車整備工場、飲食店などさまざまです。
事業継承のメリットとしては、事業者にとっては
● 事業が継続する
● 従業員の雇用が継続できる
● 事業の成長と発展が期待できる
● 取引先に迷惑がかからない
などが挙げられ、事業を継ぎたい個人・法人にとっては
● 設備・資材・土地を活かして、初期投資がかからず事業を始めることができる
● はじめから一定のファンがいる
● 技術や人脈、ノウハウなどすでにある要素を軸に新たな挑戦ができる
● 事業の立ち上げと成長にかかる時間が短縮される
などが考えられます。
後継者の育成には、5年~10年の時間がかかるとも言われており、後継者を親族内、社内の役員・従業員の中で探している場合においても、60歳を過ぎた事業者は事業継承の準備を検討すべきだと言われています。
後継者確保の課題を解決するため、新潟県とrelayは連携!
後継者問題と併せ、地方への移住・起業者のマッチングにも繋がる『事業継承』は、地方での新しい働き方の可能性のひとつですね!
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