育休プチMBA® 10周年記念インタビューシリーズ㉘ しみさん
こんにちは。ワークシフト研究所の広報担当です。
育休プチMBA(育プチ)を受講した皆さんはその後どうしているの?との想いからスタートした育休プチMBA® 10周年記念インタビューシリーズ。
前回(27回目)は公務員のさりさんにご登場いただきました。
28回目の今回は、製薬会社で開発のお仕事をされているしみさんにご登場いただきます。
製薬会社 開発職のしみさんと育プチ
―― 育プチにはいつ頃参加をされましたか?
2018年です。第二子の育休中に参加しました。
―― 育プチを受講後、キャリアに変化はありましたか?
転職しました。
転職先は同業(製薬系)ですが、転職をきっかけに新しい業務にチャレンジしています。転職後にコロナ禍が発生し、リモートワーク中心で新しい環境と慣れない業務に取り組むことに苦労しましたが、転職を通じて視野が大きく広がったことを実感しています。
―― 育プチおよび運営メンバーに参加した動機を教えてください。
第一子の育休中に、子育てや家事以外の社会貢献的な活動をしたいと感じたことがきっかけです。
私はどちらかというと内向的な性格なので、あえて運営メンバーに挑戦することで、 何か新しい刺激と学びを得たいと考えました。
最終的には、運営メンバーの活動に加えて、近くに住んでいる育プチ参加者の皆さんと協力して、地元での育プチ開催を企画するなど、振り返るといろいろな挑戦をした半年間だったと思います。
―― 育プチでの学びが役に立ったこと、よかったと感じることはありましたか?
幅広い人との出会いがあり、多角的な視野を身につけることができました。
専門職に従事していて、夫も同業なので、普段接する人も似た者同士が多く、普段会わないような様々な人と出会い、同じ目標に向けた活動をした経験は貴重でした。
会社で仕事をする中でも他部署の人と接する機会はあり、そういった場面で育プチ運営時代の感覚が役に立っている気がします。
育プチ運営メンバーの活動で得た充実感が忘れられず、転職後の会社ではERG(従業員リソースグループ)に所属して活動に参加しています。その一環で、先日、あっきーさん(広報注:育プチ代表であり弊社所長の国保祥子)をお招きしてイベントを開催することができました。
職場であっきーさんの講演を開催することが育休復帰後の夢で、これまで「育プチで得た充実感を会社にも届けたい!」という思いで活動をしてきたので、その思いを形にすることができて感激でした。
―― 育休中の自分に今、声をかけるとしたら何と伝えますか?
慌てなくて大丈夫、焦らなくて大丈夫、子どもは成長するので、どんどん自分のやりたいようにできるので、「いま」を精一杯楽しんで!
―― 育プチを受講したい方、あるいは受講を迷っている方にアドバイスはありますか?
育休中に新しいことにチャレンジするというのは本当に大変なことで、私も失敗したり後悔したりしたことがたくさんありました。
ただ、育休中にいっぱい挑戦したこと、いっぱい失敗したことが、今の自分の原動力になっているように思います。得るものは人それぞれです。是非自分の得た気付きや学びを大切にしてください。
―― これから10年の目標を教えてください。
自分なりのワークとライフのバランスを見つけることが大きな目標です。私は専門性がウリなので、管理職は目指さなくて良いかなと思っていたのですが、前述のイベントの際にあっきーさんと個人的にお話して冷静なアドバイスをいただき、ハッとさせられているところです。ここでも育プチとの出会いに視野を広げてもらえたように思っています。
あまり弱気になりすぎず、でも自分の中のバランスを忘れてしまうほどの無理はせず、焦らず着実に一歩一歩前に進んでいきたいです。
―― その他、何かあればご自由にどうぞ。
10周年おめでとうございます!
―― ありがとうございました。
育休プチMBAからのご案内
「育休プチMBA 10周年記念キャンペーン」を実施中!
育プチは、2024年7月に10周年を迎えました。
この10周年記念インタビューシリーズの他に、ワークラボで開催される育プチの受講費用、通常5,000円が1,039円になる「10周年感謝39キャンペーン」を実施しています。
育休前後、ワーママの皆さんに多くご参加いただいているセミナーではありますが、「仕事と○○」の両立に難をお感じの方、女性活躍推進にご関心のある方、男女問わずどなたもご参加いただけます。
法人向けの「福利厚生プラン」について
育休プチMBAは企業派遣でもご利用いただけます。会社で育休プチMBAを導入してほしい!などのご相談があればぜひ事務局までお知らせください。人事ご担当者へのアプローチを一緒に考えましょう!