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在宅勤務/テレワーク下でリアルな労働時間を管理する方法

はじめまして。
プロモーションチームの森井と申します。

8月にワークスHIに中途入社し、さっそくnoteを書かせていただくことになりました!どうぞよろしくお願いいたします。


オンラインミーティングが終了し、
よしっ細かなタスクを終わらせてしまおうと思った矢先、
奥さんから「ちょっと買い物に行ってきてもらえる?」
子どもから「あそんで~」
母親から「もう暗いから、洗濯物とりこんで雨戸しめて!」

そのまま夕食・家事などで退勤の打刻ができないままに、業務が終了。

上記はほんの一例ですが、在宅勤務/テレワークが定着した今、なかなか思い通りに仕事ができない、打刻が漏れてしまう、など思い当たる経験があるかと思います。

では、こういった状況が発生しうる中で、会社が労働時間を適切に把握していくにはどうしていけば良いのでしょうか?

在宅勤務/テレワーク下での労働時間管理

東京オリンピックに向けて各社、在宅勤務/テレワーク等準備を進めていたことと思いますが、新型コロナウイルスによる急な働き方や環境の変化により、これまで出来ていたことが出来なくなってしまった、という経験がある方もいるのではないでしょうか。

私自身、在宅勤務をするようになってから、さきほどの事例以外にも以下のような理由で打刻の漏れ・ズレてしまう経験があります。

・気が付いたら退社時間を過ぎ、打刻を忘れて慌ててPCをシャットダウン
・業務時間中の家事や育児により、仕事に戻れず強制終了
・退勤打刻をした後に、お客様から連絡が入り至急対応

一方、打刻を管理されている人事部の方は、以下のような対応をとられてきたかと思います。

・各勤怠管理システム標準の打刻機能の導入
・ICカードなどの入退館時刻の連携
・PCのログイン・ログアウト時刻の連携

これまでの施策は、基本的には社員の出社が前提のものもあったかと思います。ですが、在宅勤務/テレワークを許可している会社が多くなっている今この状況下では、どこまでその対応策が通用しているのか?という視点で考え直してみることが必要となります。

労働時間と打刻時間の差異はイレギュラーではない

在宅勤務/テレワークにより実際の労働時間と打刻されている労働時間に差異が生じる、という問題は、2月時点では2割程度の会社で起こっていたイレギュラーとして目をつむることもあったかもしれません。

ですが、新型コロナウイルスによる働き方の変化の影響を受けてからは、
6割以上の会社が在宅勤務を許可されていることが分かっています。
在宅勤務率に関するレポートはこちら

長期的な対応が必要と予想される今、労働時間と打刻時間の差異はイレギュラーとして看過できるものではなくなっていると考えている方も増えているのではないでしょうか

客観的な方法による労働時間の把握は義務

また、2018年に施行された「働き方改革関連法案」では、
「客観的な方法による労働時間の把握」が直接的に義務化されたことが大きな特徴の1つでした。

施行直後は、時差出勤や在宅勤務/テレワークの導入などを検討している会社も多くあったかと思いますが、新型コロナウイルスの影響により働く環境を整備することが全国的な急務となっています。

・以前システムを整えたけど、在宅勤務/テレワークが導入されてからは見直しをしていなかった
・そもそも見直すと言っても、どうすればいいのかがわからない

といった方も多いのではないでしょうか。

withコロナ時代の今だからこそ、「現在のやり方が形骸化していないか」「在宅勤務/テレワーク前提でより良い方法がないか」といった視点で、改めてアプローチ方法を見直してみましょう。

自社の労働時間への対応の現状を把握する

労働時間を客観的に把握するには、まず自社がどの段階にいるのか知ることが大切です。この段階は、主に5つのパターンに分けることができます。

あなたの会社がどの段階にいるのかチェック!

自社の労働時間の現状を客観的に把握したら、

・現在の出社率と目標値の確認
・段階別の改善ポイント

についても考えることが重要です。自社の状況と照らし合わせながら考えてみることで、在宅勤務/テレワーク下での労働時間管理へのヒントとなるかと思います。

それでは皆さま、新型コロナウイルスに注意しつつも、熱中症にはくれぐれも気を付けてお過ごしくださいね。


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