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今日の読書 #4 "みんなのアンラーニング"

アンラーニングを実践した人たちの事例を交えて、働き方・生き方の変革に示唆を与えてくれる良書。
一つの組織の中でずっと働き続けている自分には刺激的。この本に書かれていることを実践したことを想像したときに、不安や怖さといった感情を抱く自分がいる。

  • 組織に依存しないワークスタイル

    • ダニエル・ピンク、2002年。フリーエージェント的働き方。

    • 大きな組織から飛び出すリスクよりも、組織内の閉じた世界にこもるリスクを意識する。

    • そして、集団凝縮性の高い環境から飛び出し、同調圧力が無力化し、多様性が躍動する世界に身を置くことで、自分自身の進化を促し、激しい社会変化にも適応していく。

  • そのワークスタイルを実現できている人たちの特徴

    • 際立つ自立性

      • 周囲が高く評価するかどうかより、「自分の好きなようにできるか」を重視する傾向がある。また、会社の指示や社会の風潮を鵜呑みにせず、自分なりの視点・判断基準から考え、自分自身の納得感を重視した意思決定を行う。希少であることに価値を置いていて、横並び意識がとても低い

    • 旺盛な好奇心

      • 何かを始めることに必要性や根拠を求めず、損得勘定よりも、自分の気持ちを重視して行動する。自分の軸、方向性にこだわらず、柔軟に方向転換していく。目標達成や活動成果に対する執着がなく、試行錯誤や寄り道を通じて、予想外の学び舎出会いを経験するプロセスを楽しもうとする

    • 非消費的な嗜好

      • 新しいことを学ぶ喜びや、仲間たちと分かち合う喜びなど、金銭以外の報酬に高い価値を見出している。また、リクリエーションとしての消費活動への関心が低く、享楽的に時間を使うよりも、何かを真剣に学ぶことやチャレンジすることのほうが楽しいと感じている

  • 自分自身を揺さぶる「越境」というスタイル

    • キーワード

      • 越境、脱予定調和、居心地の悪さ、仕事と関連しない、不安半分・興味半分

    • 自分のテリトリー外に出たときの「モヤモヤ感」、「不安感」を大切にする

    • テリトリー外に出ていくためにも、自分の直観を信じて、計画性を捨てて行動する

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