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「組織のため」と「自分のため」を重ねている個人が揃う組織は強い

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

本日は、J2リーグ(プロサッカー)の最終節です。

とある縁があり、水戸ホーリーホックを密かに応援しています。

観戦実績はまだまだ少ないですが、水戸ホーリーホックの理念やビジョン、そこにいる人の考えや想いに共感しており、勝手ながら、志を共にする仲間として位置付けています。

今日は、ケーズデンキスタジアムに行って、娘と応援します!

そんな水戸ホーリーホックですが、育成に関してとても注目を集めています。

以下の記事を読み、サッカークラブだけでなく一般的な会社においても大切なことだと感じたので、このnoteに残します。

『選ばれるクラブ』になっていくことがすごく重要だと思っています。
そういう視点において、クラブの経営企画室では今季から「独自性」と「収益性」と「関係性」という3つのキーワードが出てきています。
その中で選ばれることにおいて「独自性」がすごく重要だと思っています。
「関係性」はウェルビーイングという観点からしても、最後にそこを人は求めていく時代になっていくと思うので、強く打ち出していく必要がありますし、体現できる人材を採用していきたい。
エンゲージメントの高い組織を水戸ホーリーホックとして目指し続けていきます。
良い組織とは何か。
結局のところ、その最小単位は1人の人なんです。
能力がある人だけを集めるのではなく、この組織のため、このクラブのために仕事をしたいというエンゲージメントの高い人を集めていくことが大事だと思っています。
でも、最初からエンゲージメントの高い人はいないんですよ。クラブに入ってきた人のエンゲージメントが高まっていくような組織風土や組織文化を作っていくことが大事だと思います。
選手においても、能力の高い選手だけを獲得することはお金さえあればできます。
でも、いかに組織のためにとか、地域のためにとか、クラブのためにという想いを持ったうえで、その高い能力を発揮してもらうかが大事なんです。
そのためにもクラブが何のために存在するのかという上位概念が必要です。
現状においては、水戸に加入する多くの選手はステップアップすることを目的に来ますけど、途中からは「クラブのために」という思いを持ってくれるようになります。
今までの傾向を見ると、「クラブのため」と「自分のため」をバランスよく合わせられるようになった選手が成長していくように感じています。
それは選手だけではありません。
クラブの役員もそうですし、事業スタッフもそうですし、アカデミースタッフにも求められると思っています。
それが水戸ホーリーホックとして目指すところです。

※上記の記事より

「クラブのため」と「自分のため」を併せ持つ選手、「会社のため」と「自分のため」を併せ持つ社員を増やすことは、自立的で自律的な人を増やすことに繋がります。

そういう人は、『この環境でしか頑張れない人』ではなくて、どの環境に行ったとしても自分で『ここにいる意味』を明確にできるはずなので、環境によらず、周囲に誰がいるとか関係なしに、成果(個人としての成果、組織としての成果)に貪欲になれるんです。

サッカー選手としてのキャリア、社会人としてのキャリアをスタートさせる時に、「クラブや会社のため」と「自分のため」を併せ持つ人になれる環境に飛び込むことは、その後のキャリアを考えていく上でも非常に重要なことです。

自分の人生は自分で決めていかなければなりませんし、常に誰かが手綱を引っ張ってくれるわけではないですから。

「なんで自分はここで頑張るんだろう?」という問いに対して、明確に自分なりの答えが出せる人は、目の前のことに夢中になれます。

「クラブや会社のため」というのは『フォロワーシップ』、「自分のため」というのは『セルフリーダーシップ』と『セルフブランディング』に該当します。

特に、『フォロワーシップ』が根底にないと、『セルフリーダーシップ』や『セルフブランディング』が組織にとって効果的にならないので、フォロワーシップの大切さはとてつもないです。

水戸ホーリーホックの取り組みは、改めて参考になることが多いなと感じました。

サッカークラブだけでなく、会社経営においても重要なことばかりです。

「お金がないから」というのは言い訳にならない。

やれることに目を向けて、徹底的にやっていけば、『やれること』自体も増えていく。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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