自分が担っている役割は?期待値を合わせる重要性
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
僕が約18年間続けていたサッカーの世界では、よくこんな話を耳にします。
🔶元々はフォワードをやっていたけど、ディフェンスにコンバートになった。
🔶本職はボランチだけど、センターバックを担う時もある。
いろいろな背景があると思います。
🔶チームの状況
🔶本人の適正
🔶監督の意思や本人の意思 など
本職のポジションとは違う役割を任されることになったとしても、サッカー選手としては「与えられた役割でやるべきことをやる」ということに尽きるから、フォロワーシップを発揮して、プロ意識を持ってやり切るんだと思うんです。
監督に想定外のポジションを打診された時に、「自分の本職はここなので、それ以外のポジションはやりません」みたいな状態になってたら、その選手のチームにおける居場所は無くなっていくんだろうなと。
チームとしては勝つことが大きな目標としてあるので、その目標に向かって舵を切る監督の意思決定に対してついていけない選手は船から降ろされる。
個人として目指すものはあっても、チームに所属している以上は、「チームとして勝つことに貢献する」というのは大前提としてあるので、与えられたポジションでやるべきことをやるということが求められます。
ここまではサッカーに例えて話してきましたが、僕自身はプロサッカーに関わる仕事をしてきた経験があるわけではないので、表面的な知識で書いているということをご了承ください。
一般企業でも一緒だなぁと思ったので、サッカーチームを例えに出して書いてみました。
一般企業で言うと、例えば「人事として入社したけど、働いていく中で適正を見出されて営業を担うことになった」とかもあるでしょう。
その時に、「自分は人事として入社したから、そんな異動は受け入れられない」と思うのであれば、きっとこの人は転職した方がいい(異動の指示に納得できないのであれば)。
※入社した際にどのような雇用契約書になっているか、どんなすり合わせがあったのかというのが前提にあるので、一概には言えないですが。
「その仕事ができる人なら誰でもいい」という感じで採用する会社もあれば、仕事のスキル・能力だけでなく人間性や企業理念への共感を大切にして採用する会社もあるでしょう。
自分が今の会社に入社を決めた理由を考えて、サッカーチームの監督のような役割を持つ人から想定外の異動を指示された時に、自分自身はどんな反応を示すのかを考えてみましょう。
その反応には、「自分はなぜこの会社で働いているのか?」という問いの答えが関わってくると思います。
今やっている仕事を極めようと思って入社したのか、会社が掲げる理念に共感して共にビジョン達成を果たしたいと思って入社したのか。
入社時のことを考えることも重要ですが、働いている中で気持ちの変化はあると思うので、そこも加味して、「今はなんでこの会社で働き続けているんだろう?」と考えてみましょう。
正社員という雇用であれば、その仕事をやる以前に、その会社で働いている社員であることを忘れてはいけない。
そういう会社・チームを選んだのは自分自身だと、自覚しなければならない。
専門性を突き詰める方針を掲げる会社・チームもあれば、専門性が必要な役割を与えながらもサブ的な役割も与えて、複数の役割やポジションで貢献することを求める会社・チームもあるわけなので。
いずれにしても、所属する環境で自分自身が思い切り動き回るため「は、自分にどんな役割が与えられているのかを理解することが大切です。
評価者との期待値合わせがとても大切ですし、働いている中でも経営の方針をキャッチしながら、自分で認識している役割と照らし合わせて、期待値のすり合わせをしていくこともとても重要です。
役割の認識がズレてたら、目標設定がズレる可能性が高いので、役割の認識は最初のやらないといけません。
求められている役割に納得ができなければ、納得できないことを受け入れて所属し続けるのか、所属する会社・チームを変えるのかというのを決断しなければならないかもしれません。
よくあるのが、納得できないことの同調を周りに求めて、周りを巻き込もうとする人が出てくるパターン。
このプロ意識のない巻き込みは、本当にやめてほしいです。
最終的に孤立することになりかねないので、同調を誘うような働きかけはやめましょう。
役割認識を追求すると、この会社・チームで仕事に没頭する意味に到達することがあるので、まずは役割をしっかりと認識することをオススメします。
自分のなりたい姿やありたい姿を掲げていれば、そこに到達するためにこの環境で働くことが重要なのかを考えられるはず。
大切なのは、自分が求めているものと会社・チームが求めているものがすり合っているか(役割の期待値合わせ)どうかですので、そこは双方(自分と評価者・人事・経営者など)で対話をしていきましょう。
自分の役割が明確になっていれば、常にその役割を認識しながら立ち回ればいいので、動きやすくなるはずですし、動きやすいということは心がラクになる上ではとても重要なことなので、役割理解と期待値合わせは妥協せずにやっていきましょう。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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