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『遊び心を発揮する子ども』と『遊び心を失った大人』

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

『最高の体調:進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法)』を読んでいて、「これは子どもと大人の違いだなぁ」と思うことが書かれていました。

アカゲザルの結果をヒトに当てはめるのは危険ですが、心理学者のレネ・プロワイエ博士が4100人に行ったインタビューでも、「人間の遊び心は幸福度と高い相関がある」との結論が出ています。簡単に言えば、遊び心がある人ほど、幸福な人生を送っている傾向があったわけです。心理学でいう「遊び心」とは、どんな状況でも、楽しさやユーモアを使って解釈できるかどうかを意味します。まさに狩猟採集民が日常的に発揮している能力です。

🔶遊び心を発揮する子ども
🔷遊び心を失った大人

今の世の中(「どうにかしないといけない」と僕が感じている世の中)を見ていると、こう表現できると思ってます。

極端に表現しましたが、なんとなく納得する人が多いんじゃないでしょうか。

子育てをしていると特に感じますが、全ての子どもは遊び心を無意識に発揮している存在です。

そして、その遊び心が育まれていくのか、失われていくのか・・・それは、近くにいる大人によって大きく左右されるんです。

余談として、子どもと大人の遊び心は種類が違うと感じています。

言い分けるとすれば・・・
🔶『本能的な遊び心』を持つのが子ども
🔷『理性的な遊び心』を持つのが大人

ただし、大人にも本能的な遊び心があるので、大人になっても『本能的な遊び心』を発揮する人が増えてほしいなと思います。

心の底では遊び心を発揮したいと思う自分がいるのに、遊び心を抑制して日々を過ごさなければならない状況・状態にある人が多い気がします。

人生一度きりなんだから、遊び心を自分の人生に散りばめて、自分なりに自分の人生を全力で楽しめばいいのに・・・。

「頭ではわかってるけど、実態が伴わない」という人が非常に多いです。

うちの会社では、以下の心を大切にしています。

🔶愛情のある温かい心
🔶素直で誠実な心
🔶信念を持ち熱心な心
🔶未来への情熱的な心

子育てをするようになり、自分の子どもの成長に伴走するようになって、「この4つの心は人が本能的に持っている心だなぁ」と思うようになりました。

この4つの心を、大人になっても解放できる人になるかは、親を含めて関わる大人にかかっています。

遊び心を発揮する子どもに対して、どんな言葉をかけるか、どんな関わりをするか。

子どもの未来を左右する大人の責任は、とても大きいです。

『不寛容な時代』と表現されることが多いですけど、寛容さを兼ね備えた大人が多くなることで、子どもの未来は明るくなるんじゃないかなと思う日々です。

冒頭の引用部分に書いてますが、「どんな状況でも、楽しさやユーモアを使って解釈できるかどうか」ということを考えながら、日々を過ごしていきましょう。

楽しむか楽しまないかは、どんな環境だとしても、自分の意識で選ぶことができます。

解釈が自分の人生を決めますからね(以下、『働き方の哲学』の冒頭部分を貼り付けました・・・非常にいいことが書いてあると思っていて、研修で紹介することも多いです)。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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