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頭の中で組み立てる、武豊の競馬

出遅れたらどうするか。  
ペースが早くなったらどう対応するのか。  
道中の位置取りは?  
スパートのポイントは?  
レース前、あらゆる想定を頭の中で描き出し、
ゲートに入った瞬間、白紙に戻して、
スタートしてからもう一度、組み立て直すのが僕の競馬です。

勝負師の極意 (双葉文庫) Kindle版
武豊 (著)

こんにちは、デイリージラフです🦒
先日アスリートの本をAmazonで検索していたら、
競馬のスター、武豊さんの本を見つけ、読んでみることにしました。

日本で活躍している方としての印象が強かったのですが、
日本での活動をやめてまで、アメリカ競馬に1年出場するなど、
現在に至るまで様々な挑戦をされてきた方なのだと知りました。

冒頭に引用した文章が特に印象的で、
いかにレースで勝つイメージを、実際の競馬の前に組み立てられるか
これが、競馬で勝つために重要であると武豊さんはいいます。

これは、競馬だけでなく、仕事や他のスポーツにも当てはまると思います。

話は少しずれますが、
私の祖父は仕事が大好きな人で、仕事がうまく行くためには、前日に明日やることを全て書き出し、翌日の工程をイメージしてから寝ることが大切と何度も話していました。

武豊さんとは、全く違う機械メーカーという分野で働いていた祖父ですが、
イメージを確固たるものにして、結果を出すべく行動するという点では、
同じようなアプローチだったのだと、この本を読みながら思いました。

イメージすることって、今の時代はものすごく難しいことです
なぜなら、イメージする前に、たくさんの映像(イメージ)が
実際に目の前に現れてしまうからです。

(瞑想やマインドフルネスが、人生を充実させるための方法として流行っているのは、あふれるイメージから一度強制的に離れ、今に集中することにあるのかもしれません)

武豊さんの言葉に学び、イメージすることについて
日々の生活の中でも実践していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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