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海外でじわじわ広がりつつある?!季節の挨拶でチャリティ支援の権利をプレゼント#WORKING FOREVER24

こんにちは、WORKING FOREVER コラム担当のYumi*です。早いもので2020年はあと数日で幕を下ろし、また新たな1年を迎えようとしていますね。先日、私は本業において年内の勤務を終えました。仕事納めにあたり、2020年でお世話になった方に対して挨拶をしたのですが、いろんな人に支えられて仕事ができたのだなと温かい気持ちになれました。本業では普段、海外の企業様と向き合うことが多いのですが、そのうちの1社から特に印象深いギフトを贈っていただきました。そのクリスマスプレゼントはなんと、オンライン上でできる、30ユーロ分のドネーションの権利でした。

Global Giving というプラットフォームなのですが、ここではユーザーが「ドネーションするプロジェクト」を自分の価値基準で選ぶことができます。
日本に限らず地球レベルで見ると、ジャンルを問わず数々の「解決していきたいこと」がたくさんありますよね。医療現場はもちろん、森林伐採による環境問題や貧富の差による教育格差など。その中で特に応援したい世界中のプロジェクトに対し、このサイトを通して寄付をすることができます。各プロジェクトのページには写真が掲載されていて、ユーザーは現場の様子をのぞき見することができます。

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街頭での募金や、お店のレジに置かれている募金箱にお金をいれることはもちろん素敵なアクションですし、私もしたことがあります。
しかし「果たしてこのお金はどこに行き、何に使われるんだろう。。?」という疑問がでてくることもあり、個人的には募金ではなくクラウドファンディングをするようになりました。完全に現場や当事者について知ることはできなくても、こういうサイトを通してドネーションするのも1つの手段だよな、と思います。私は森林保護のプロジェクトにドネーションしました。

個人から個人へ贈り物をするとき、喜ぶ相手をイメージしながら選ぶことができるので、受け取る側も贈る側も楽しむことができます。一方で企業間で贈りあう挨拶のための品物では、贈り先に合わせてパーソナライズすることは難しいですし、そのプレゼントが贈り先のメンバー全員に行き届くとは限りません。そんなとき、「モノ」ではなく「世の中に貢献する権利」を会社単位でお送りするのも素敵なんじゃないかなって思いました。会社は社会という基盤があってこそ成り立つ組織。もっと視点を高くすると国、そして地球があるからこそ、会社も人も生かされています。大げさかもしれませんが、

「自分たちのあらゆる日々のアクションは、世界のどこかで誰かの役に立っている。」

そう思うと世にある仕事と呼ばれるものはすべて、ただの「作業」ではなく世の中を動かすのに必要な1部であり、自分も社会の一員であるという「帰属意識」を感じられるようになります。ドネーションの権利をプレゼントすることが海外では実際に行われているのだから、ちょっと先の未来では日本でも当たり前になっているのかな。そうだったらいいなって思いました。

そして最後に。何をするにも忘れてはいけない「ありがとう」、「ごめんなさい」。この言葉があってこそ活きるプレゼントだと思うので、意識して、感謝や謝罪の気持ちは言葉にしていきたいなって思いました。

2021年、いい1年にしよう。


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