子供と読書 読書がくれるもの
ティーポットです。先週からの気温の乱高下で持病の喘息が再発し熱を出して今日はお休みしました。皆さんも体調管理にお気をつけくださいませ。
一旦熱が下がったので、1本書こうかなと机に向かっております。
今日は子供と読書についてのお話。
子供が読書をするには・・?
以前の記事に「子供」とかいたのですが、正確には兄弟の子供、つまり甥っ子なのです。ただ、すぐ近くに住んでいるのと、私が独身で子供がいないことから、自分の子供のように接してきました。
ただ、向こうにも両親がいるので、あまり立ち入ったことは教えませんでしったが、向こうの家庭の事情でしばらく(8年ほど)平日夕飯を一緒に食べていたので、食事のしつけや宿題を一緒にやったり、読書についてきっかけを与えました。
どうして読書なのか?
一言で言って、自律的に学習する第一歩が読書だからです。集中して読書をすると、他人の書いたものを能動的に読みながら、思考を巡らすという癖がつきます。これは自習する、つまり自律的に勉強することの第一歩だと思うのです。
それに一冊読めば、一人で何か成し遂げたという最初の一歩に踏み出せます。
最初は読み聞かせしたかったけれども。
両親の仕事がかなりハードで、また両親に読書が重要だということがなかなか伝わらなくて、寝る前の読み聞かせはできませんでした。
じゃぁ、どうしようかなぁと思っていたら、そこにハリーポッターシリーズが発売されました。自分でも読んでみて十分面白いことがわかったので、1冊づつ与えて反応を見たところ・・・!
「僕が寝るときにはこの本がないと駄目なんだ!」という反応が返ってきました。それでシリーズ全部(私も読んだのですが。)を買って与えました。
自習が大事なわけ
勉強って結局自習なんですよ。予備校や学習塾などで教えてくれるのは結局考え方のコツのようなもので、自分で予習、復習しないとダメ、それには自律的に勉強するしかない。
それに、読書では「この本では何が書いてあったか?」という問いを立てる練習ができます。勉強を単なる作業にしないためにも、読書で問いを立てる能力を是非とも培ってほしいと思っていました。
文字から情報を得て、自分なりに考えて、知識として身につけることこれが重要ですね。それに、予備校の教え方がうまかったから、とはいつまでも言っていられなくて、社会に出たら、主体的に調べて考えないと生きていけません。
そこで、読書の能動的姿勢が役に立つというものです。
甥のその後がどうなったか・・・というと?
理系の大学を出て、社会人になりました。今では小説を買い込んで自分で勝手に読む状態になっています。希望の仕事に就いたようで、何よりです。そんなわけで、ぜひ子供に本を!ということで今日は終わります。
おまけ:子供にゲームをやめさせる方法
ご多聞に漏れず、うちの甥も一時ゲーム中毒でした。それに乗じて、100マス計算のゲームソフトとか漢字検定のゲームソフトを与えていましたが、すぐクリアしてしまいまして他のゲームをやっていました。
結局、本人が飽きるまでゲームソフトを買い与えたところ、「ゲームに飽きた」という状態になり、全くゲームをやらなくなりました。これは私の兄弟が考えた作戦でしたが、見事に当たりましたよ〜。
やたらと取り上げるより、納得いくまでやらせればいいんじゃないか、と思った次第です。
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