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ゴミ箱を捨てたら600ℓのゴミを捨てて、そこから得た事11

前回はリボ払いの限界になり、親に打ち明けた所までお話しました。

結果として、借金は両親の助言の元、自身の力で完済する事。家計簿を毎月提出する事になりました。

今回はその後の生活がどうなったかお話していきます。

欲が落ち着いた

まずは欲が落ち着きました。

今までの自分は、いわば借金をしながら欲を満たしていました。欲しいもの、食べたいもの、やりたい事を、感情のまま満たそうとしていました。

勿論、その時にしかできなかった経験もあります。しかし、それは本当に借金をしてまで必要だったのか振り返ると、全てがそうだったとは言えません。

今まで買った物を有効に使い、余分な物は手放すという考え方が出来るようになったのは、とても大きい学びでした。

今後も実践しながら、借金の完済を目指していきます。

「値段」と「価値」について考えるようになった

私たちの周りには、「値段」があふれています。物とサービスには値段がついていて、お金を使わせようと創意工夫を凝らしています。

欲しいものを見つけた時、それは本当に必要なのか。私の考える「価値」と商品につけられた「値段」はマッチしているのか。

物の「値段」を考えた時に、自分の「価値」を育てる事に繋がりました。私なりに「値段」と「価値」の違いについて考えてみました。

「値段」というのは、第三者がつけます。

これを疑わずに買ってしまうと、「値段」に踊らされてしまいます。それではいくらお金があっても足りません。

「価値」というのは、その時の自分の考えを総合的に判断して自分自身が習得したものです。

これと「値段」を突き合わせることで、必要かどうか選別できる物差しになります。

今後の記事で「価値」をどのようにブラッシュアップしていくと良いかもお話していこうと思います。

持ってて当たり前を疑うようになった

自分が多重債務者である事を自覚して、周囲を見渡すと必要な物は意外と少ない事に気が付きました。

自分の持っているもので、十分生活が成り立つ事を知りました。

まずゴミ箱から捨てて、そこから様々な「持ってて当たり前」を手放していきました。

そして、残した物を大切に使おうと思うようになりました。

これから必要な物もはっきりと分かるようになり、散財が減り、滞りなく返済をしながら生活できるようになりました。

まだまだ借金の返済の道は始まったばかりですが、自身の「価値」を見直しながら続けていこうと思います。

おわりに

次回は今の自分の「価値」に合わせた時に、購入に踏み切った物を紹介します。

写真は今日の散歩で撮りました。

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